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「保護犬をお迎えする」前に知っておきたいこと、飼い主の心構えを獣医師に聞いた

犬を家族にお迎えするには「保護犬の里親になる」という選択肢があります。

「保護犬を家族としてお迎えする際に、飼い主として知っておきたい心構え」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

保護犬をお迎えする前に知っておくべきこと

保護犬をお迎えする際の飼い主の心構えとは? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「保護犬」として保護される犬たちは雑種であることも多いです。子犬をお迎えする場合は、成犬になったときどのくらいの大きさになるか予想できないこともあるので、将来的に体格の大きいコの介護を行う可能性があることを理解しておく必要があります。

また、成犬をお迎えする場合は、人に対する警戒心や恐怖心を抱いていることが多く、新しい環境に慣れるまで時間がかかる可能性があるということを知っておく必要があります。

お世話やしつけが大変になることも

お迎えしたコが新しい環境に慣れるまでの間は、数ヶ月〜年単位でお世話の時間や気を配る機会も増えます。また、保護犬は予想より体格が大きくなることも多く、よりきちんとしたしつけが必要になるケースも考えられます。

保護犬のペースに合わせて暮らす必要がある

保護犬をお迎えする際の飼い主の心構えとは? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
保護犬はさまざまな背景やトラウマを抱えていることもあります。何より家族が味方であること、今暮らしている環境が安心できる場所だと認識してもらうことを優先する必要があるでしょう。

人間側から積極的にアプローチし過ぎることで、犬が警戒心を抱く可能性があるので、できるだけ犬のペースに合わせることも大切です。

他のコと違うと焦らず、気長に愛情を持って接してあげましょう。

飼い主として犬の一生に責任を持つこと

元保護犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
保護犬をお迎えして暮らしていくことは、想像以上に多くの時間と学びが必要になるかもしれません。

保護犬をお迎えして命を救いたいという気持ちももちろん大切ですが、それ以上に本当にそのコに家族になってもらいたいのか、最後まで一緒に生きていけるのかなど、しっかりご家族で相談した上でお迎えしていただきたいです。

保護される犬は子犬からシニア犬までさまざまなケースがあります。これから保護犬をお迎えすることをご検討されている方は、参考にしてください。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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