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犬が赤ちゃんや子どもと仲良く暮らすためにできること

犬を迎えるにあたり、家庭環境が変わることも多くあるでしょう。赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭ではどのようなことに気をつけたらいいのか、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

飼主に赤ちゃんが生まれた場合、気をつけたいことは

チワワのchicoくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬と一緒に生活をしていた家庭に赤ちゃんが産まれた場合、どのようなことに配慮すればよいでしょうか。
犬にとって赤ちゃんは未知の生き物です。また、自分が一番だった環境に新たにライバルができることにもなるでしょう。
これは、犬の性格にもよりますが、ストレスを感じてしまうこともあるようです。犬が赤ちゃんと一緒にいるときは、ほめてあげたり、おやつを効果的に使ったりして、一緒にいることがうれしいことだと条件づけられるように工夫してみましょう。

子どもがいる家庭で犬を迎える場合に気をつけたいこと

トイ・プードルのメルちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
子どもがいる家庭に犬を迎え入れる場合、まずは、子どもに犬との関わり方やお世話の仕方など、いろいろなルールを教えてあげましょう。家族間で意識を共有してから、新しい犬を迎えるようにできるといいでしょう。
新しく来た犬に対して過剰な接触をしたり、干渉したりしてしまうと大きなストレスになり、それがトラブルにつながることもあるので、注意が必要です。お互いに環境に慣れるのには時間がかかるため、焦らずゆとりをもって接するように心がけてみてください。

赤ちゃんや子どもと一緒に暮らすために気をつけたいこと

柴の心毬ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー

赤ちゃんの場合

赤ちゃんが成長していくと、なんでも口に入れてしまう時期があります。犬の尿や便を誤飲してしまうおそれがあるので、赤ちゃんを犬の排泄物やトイレに近づけないようにしましょう。基本的には赤ちゃんのスペースと、犬のスペースを分けておき、飼い主さんが見ていられないときは別々に過ごすといいかもしれません。
しかし、一緒に暮らすことに慣れてもらうためにも、飼い主さんが一緒のときは触れ合わせたり、一緒に休ませてあげたりするのもいいでしょう。ただし、犬を触った手を口に入れてしまう場合は、赤ちゃんの手の消毒を忘れずに行ってあげてください。

幼児以上の場合

小さい子どもたちは犬をかわいがりたいという気持ちから、人と同じように接することもあるかもしれません。しかし、犬は人ではないため、まずはそのことを理解してもらうことが大切です。犬の扱い方や、どうやったら喜んでくれて、どんなことが苦手なのかをしっかりと教えてあげましょう。
お互いが楽しく暮らすためにも、さまざまなことに配慮しながら生活していきたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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