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愛犬のトイレタイミングをコントロールするしつけがあるって知ってた?

トイレの場所を認識させる

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まずは、トイレで排泄をさせて、愛犬にトイレの場所を認識させることが必要です。手順としては、愛犬をクレート内に入れて休ませ、排泄の頃合いを見計ってトイレに移動させます。その場所できちんと排泄ができたら、ご褒美としてフードを与えましょう。もし排泄をしなかった場合は再びクレートに戻し、30〜60分後に再度移動させるようにします。それを根気よく繰り返すことで、愛犬はトイレを排泄する場所と認識することができ、トイレに入ると排泄をするようになります。

仮にクレート内で排泄行為をしてしまった場合は、クレートの広さかクレートからトイレまでの移動時間かの、どちらかが原因だと考えましょう。もう少し狭いクレートを利用するようにしたり、クレートをトイレに近づけて、移動時間を少なくしてあげてください。なお、排泄物が枠から少しはみ出してしまうときは、フードで中央に入るように誘導すると良いでしょう。

自力でトイレに行くように習慣づける

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トイレをトイレと認識することができたら、愛犬が自分でトイレに移動できるようにしつけます。クレートからトイレに移動する際に、もちあげて移動させるのではなく、フードで誘導しトイレに移動させるようにします。これができたら次はフードを使わず、手招きしてトイレに移動させるようにしてください。

このような段取りを繰り返すことによって、自力でトイレに行くことを学びます。なお、まだトイレの習慣を完全にマスターしていない愛犬を、トイレ以外の場所で遊ばせる場合は、注意が必要です。遊んでいる愛犬の様子を目を離さずに見守り、その場で排泄をしそうになってしまったら、抱っこして移動させるなどして、「トイレでの排泄」を徹底して習慣づけましょう。

トイレをしてほしいときにしてもらえるようにする

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愛犬を飼っていると、トイレをしてほしいタイミングが必ず訪れます。たとえば、自動車で旅行するときの、高速道路のサービスエリアなどがそのタイミングでしょう。車中で排泄させるわけにはいきませんので、サービスエリアで排泄してもらう必要があります。しかし、愛犬が排泄したいタイミングと、サービスエリアに立ち寄るタイミングとが、必ずしも一致するわけではありません。そこで有効になるのが、排泄のための「特定の指示語」を覚えさせる方法です。

たとえば、普段の排泄中に「ワンツーワンツー」といった特定の指示語を発し続けることで、愛犬はその言葉を聞くと、便意をもよおすようになると言われています。つまり、言葉で排泄を促すことができるようになるのです。
少し無理強いしているような感覚が心苦しいかもしれませんが、以上のように、ある程度は飼い主さんが排泄をコントロールしてあげなければいけません。飼い始めの段階で排泄のしつけをしっかり実施して、その後の愛犬との生活をより充実させましょうね。
出典/「いぬのきもち」2017年3月号『しつけドリル トイレ&ハウス』(監修:Can ! Do ! Pet Dog School 西川文三先生)
文/kuroko
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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