犬と暮らす
UP DATE
自分の体の大きさを理解していない? 「柴犬の上に座る秋田犬の子犬」の行動からわかる心理|獣医師解説
兄犬の上に座っちゃう

この頃のらいちゃんは、生後およそ5カ月。子犬とはいえ、秋田犬です。このときすでに、らいちゃんの体は先住の2頭の柴犬よりも大きくなっていました。ててくん、絶対重いよね…!?(笑)
「柴の子犬」だと思ってる?(笑)

飼い主さんは、この3頭の様子を見守っていたときのことを、「らい…まだじぶんのこと柴のパピーと思とるな…ワンチャン思とるな…」とコメント。
たしかに、らいちゃんは自分のことを“柴犬”の子犬だと思っていそうですね!(笑)
【獣医師解説】「ほかの犬の上に座る」犬の心理は?
「犬は、安心できる相手や信頼している相手にお尻をくっつけたり、お尻を向けるという行動をとることがあります。今回紹介したらいちゃんも、信頼しているててくんにぴったりとお尻をくっつけたかったのかもしれませんね。
お尻に限らず、犬は体の一部を相手にくっつけることで、相手のぬくもりを感じたり、リラックスしていると考えられます」
「これは、生まれ持った性格なども関係するかと思いますが、犬は小さい頃から一緒に過ごしていることで、『自分も同じ』『仲間・家族』と認識することが多いかと思います。
相手(の犬種)が自分を受け入れてくれて、一緒に生活をし、自分も信頼されていると感じることで、信頼関係や仲間意識が芽生え、成長とともに『自分も同じ』と認識するようになるのだと思われます」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・/雨宮カイ
UP DATE