犬と暮らす
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「寝ている愛犬を見ると触りたくなる」飼い主は多い? 犬への影響は|獣医師解説
【調査】寝ている愛犬を触ってしまうことがある?
【体験談】寝ている愛犬を触ったときに、どのような反応を見せた?
気持ちよさそうにする
- 「お腹を触ってしまう。気持ちよさそうに催促してくる」
- 「マッサージしてしまいます。気持ちよさそうです」
- 「顔や体を触ったときに、目を細めて私を見るが、すぐに目をつぶって寝ちゃう」
- 「寝ている時は触らない方がいいと聞くが、触ってもそのまま触らせてくれる。触っているとヘソ天をする」
- 「身体をなでると大の字になる」
- 「寝顔があまりにも可愛くて、ついナデナデしてしまうと、愛犬もまんざらではないようで、へそ天になり『もっとなでなさい』とアピールをする」
驚いたような様子を見せる
- 「足の裏の毛をこっそりなでる。びっくりして起きる」
- 「ついついナデナデしてしまいます。ワンコはビクッとしますが、私がなでているとわかったら安心したように、また寝始めます」
- 「あまりにも静かに寝ているので、安否確認をしてしまう。犬はビックリして顔をあげるか、目を開ける」
- 「そーっと体をなでてます。一瞬びっくりして頭を上げますが、またすぐ寝ています」
- 「ついナデナデしてしまう。びっくりして顔をあげて、こっちを見てくる瞳が愛らしくて。あとから寝ているのに起こしてしまって、かわいそうだったなと反省はするものの、やめられません」
怒る
- 「いびきをかいて寝ていたりベロを出してかわいい顔してると、つい触って起こしてしまい、怒られる」
- 「触ったらかまれる」
- 「迷惑そうな顔をします。ヴーと怒ります」
- 「不意に触ってしまうと、警戒心の強い犬なので噛んできます。ケージに入って寝てる時にやると地獄。可愛いんですけどね」
なでる手を止めると怒る
- 「そっとなでるとお腹を出して、もっとなでてといった反応をします」
- 「お腹をさすっていると気持ちよさそうに寝たから手を止めると、怒る」
無反応
- 「つい寝顔が可愛くてなでてしまう。反応はなし。一瞬見て再び寝る」
- 「ナデナデしてしまう。無反応で寝てる」
- 「一緒に寝ているので、手が触れるとついなでてしまう。愛犬はいつものことなので、好きにすれば、という感じで反応しない」
そのまま寝ることもあれば、移動してしまう場合も
- 「首から背中をなでると、気持ちよさそうに寝てるときと、嫌がって体勢を変えるときがある」
- 「なでるとそのまま寝ているか、かまわれたくないときは逃げて、離れた所で改めて寝る」
- 「身体中ナデナデしてしまう。そのまま眠り続けることもあれば、起き上がり静かな別の場所に移動してしまう」
- 「可愛くてつい頭や体をなでてしまいます。そのままスヤスヤ寝ていることもあれば、煩わしそうなこともあります」
【獣医師解説】寝ている愛犬を触ってもいいの?
寝ている愛犬に対してどのような対応を心がけたらよいのか、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
「アンケートの回答を見ると、寝ている愛犬が飼い主さんに触られたときに見せる反応は、さまざまでしたね。
普段から飼い主さんにかまわれることが好きなコは、寝ているときにかまわれてもそのまま寝続けるか、逆になでることを催促したり、甘える動作をしてくることがあります。
一方で、警戒心の強いコや、寝ているときにかまわれたくないタイプのコは、飼い主さんに起こされると離れていったり、怒ったりしてしまうことも。
愛犬が寝ているときの飼い主さんの対応としては、基本的にかまいすぎないほうがよいかと思います。犬は人に比べて睡眠が浅く、頻繁にかまって起こしてしまうとストレスや睡眠不足になる可能性があるからです。起こされることを警戒して熟睡できなくなったり、飼い主さんのそばで寝なくなってしまうなど、信頼関係が崩れてしまう可能性もあります。
愛犬が寝ているときはあまりかまわずに、ゆっくりと安心して寝かせてあげましょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/柴田おまめ
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