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「犬パルボウイルス感染症」ってどんな病気?

犬がかかる感染症にはさまざまなものがありますが、混合ワクチンを接種することで予防できる病気もあります。

そこで今回は、犬の感染症のなかから「犬パルボウイルス感染症とはどのような病気なのか」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬パルボウイルス感染症とは

犬パルボウイルス感染症とはどんな病気? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬パルボウイルス感染症は、生後8週齢までの子犬にみられる心筋炎型」と生後8週齢以降でみられる「腸炎型」に大別されるウイルス性疾患で、ひどい嘔吐や下痢、脱水症、敗血症、栄養失調、虚脱などの症状を起こし、子犬が感染すると一日で死に至ることもある病気です。

※なお、心筋炎型の犬パルボウイルス感染症については、ワクチン未接種の母犬から生まれた子犬で起こるものであり、ワクチン接種の認識が進んでいることから近年は稀にみられるケースとなります。

犬パルボウイルス感染症の原因と治療

犬パルボウイルス感染症とはどんな病気? いぬのきもち
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬パルボウイルス感染症は、犬パルボウイルスが含まれた感染犬の排せつ物や吐しゃ物を通じて経口感染しますが、特に子犬やワクチン未接種犬で感染しやすいです。

犬パルボウイルス感染症感染した場合は、点滴や抗生剤、吐き気止め等による対症療法が行われます。

犬パルボウイルス感染症の予防方法

小型犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬パルボウイルス感染症を予防する方法としては、お散歩や不特定多数の犬が行き交うような場所に行ったときにいろいろなところを愛犬に舐めさせないように注意することや「犬パルボウイルス感染症」が含まれる混合ワクチンを接種することです。

地域によって流行している病気にも差があるので、どの種類の混合ワクチンを接種するかどうかについては、かかりつけの獣医師と相談のうえで、愛犬に必要と思われるものを接種するとよいでしょう。

混合ワクチンで予防できる病気について、参考にしてください。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
参考/『【獣医師が解説】犬のワクチンの必要性|種類や回数~選び方まで解説』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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