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愛犬がマウンティングする理由とは?効果的なしつけについても解説!

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愛犬が人やぬいぐるみなどに対して、「マウンティング」することがありませんか?マウンティングは、相手によっては思わぬ事態にもつながりかねない行為です。今回は犬がマウンティングをする理由と、やめさせるための効果的な方法を解説します。

マウンティングとは?

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英語のマウント(mount)には、主に「登る、乗る、またがる」といった意味があります。犬のマウンティングとは、つまりマウントをするという意味です。主に他の犬や人の脚や身体、またはお気に入りのクッションやぬいぐるみに覆いかぶさり、小刻みに腰を振る行為のことを指します。

犬はなぜマウンティングをするの?

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犬がマウンティングをする背景には、次のような理由が考えられます。

優位性のアピール

愛犬が何気なく近づいてきて、脚や腕にマウンティングをしてきた経験をした飼い主さんも少なくないでしょう。犬がマウンティングをする理由のひとつとして「自分の方が上なんだぞ!」という『優位性のアピール』があります。

相手に覆いかぶさって自分の方が上だということを主張する行為は、愛情表現とは異なります。もし愛犬が飼い主さんに対してマウンティングをしてきても、それは決して飼い主さんへの信頼のアピールではありません。仮に飼い主さんが愛犬のマウンティングを許してしまうと、噛む、吠えるなどの問題行動につながることもあります。その結果、飼い主さんと愛犬の信頼関係が崩れることにもなりかねません。

遊びや喜びの表現

『嬉しいときや興奮したとき』なども、マウンティングの理由として挙げられます。ぬいぐるみで遊んでいたら楽しくなって興奮してしまったり、飼い主さんと遊んで嬉しい気持ちが高まったりしたことが理由となり、マウンティングをすることもあります。マウンティング自体は犬にとって自然な行動ではありますが、そのままにしていると行為がエスカレートして相手を見下してしまい、問題行動につながってしまう可能性もありますので好ましくない場合はやめさせましょう。

コミュニケーション

子犬がたくさんいるところでは、犬同士が遊びながらマウンティングをしていることがあります。これは『犬の社会的なコミュニケーションの一環』で、マウンティングをすることで互いの上下関係を認識します。子犬のころのこういった順位付けは、子犬同士の不要なケンカを防ぐ役目を果たしているともいえるでしょう。

性的な意味

『子孫を残すための行為』としてのマウンティングもあります。これは交尾行為なので、そのままにしているとメス犬を妊娠させてしまう可能性も。特にオス犬は発情期のメスに対して本能的に反応するので、オス犬の飼い主さんは注意して、メス犬にむやみに近付かせないよう管理する必要があります。

飼い主さんには、相手がマウンティングをしたときに相手の犬から離すのではなく、そもそもマウンティングをさせないようにすることが求められます。

マウンティングをやめさせるには

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犬がマウンティングをする背景には、さまざまな理由がありました。たとえ動物としての自然の行為でも、飼い犬として暮らしていればマナー違反になってしまいます。さらに、マウンティングはクセになりやすい行動でもあります。そのため、クセになる前に早い段階でやめさせることが必要です。飼い主さんが愛犬をきちんとコントロールし、それぞれの理由に沿った方法で対策をしていきましょう。

優位性のアピールが理由の場合

犬が相手に対して優位性をアピールしていることが理由でマウンティング、特に飼い主さんに対してマウンティングしている場合は、注意が必要です。まずは基本的なしつけである「おすわり」や「待て」が出来ているか、改めて確認してみましょう。

放っておくと、愛犬のワガママはエスカレートして、思わぬ事故につながってしまうこともあります。愛犬と飼い主さんの安全を守るためにも、飼い主さんは毅然とした態度で接し、信頼される飼い主になりましょう。

遊びや喜びの表現が理由の場合

愛犬が遊んでいるうちに興奮して飼い主さんにマウンティングを始めたら、徹底的に無視をすることでしつけましょう。マウンティングときの飼い主さんはつい声をかけてしまって、「叱ること」でやめさせようとしてしまいがち。しかしこれでは、愛犬をさらに勘違いさせることになってしまいます。

愛犬は飼い主さんに叱ってもらったことを「かまってもらえた」と認識してしまうことがあります。これを繰り返していると、やがて習慣づいてしまうことも。もしマウンティングをされたら、愛犬の身体を引き離してしばらく無視しましょう。家族と同居している場合は、家族にも同じように無視してもらいます。飼い主さんや家族から相手にされないと分かれば、愛犬はマウンティングを繰り返さないようになるでしょう。

メスもマウンティングをする

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オスがするものというイメージがあるマウンティングですが、メスもぬいぐるみや人などに対して行うことがあります。メスのマウンティングは性的な理由ではなく、自分の優位性を示すための行為だと考えられます。メスの場合にも、オスのマウンティングをやめさせるのと同様の方法で対策をしましょう。飼い主さんが毅然とした態度でいることが必要です。

去勢は効果がある?

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もしマウンティングをするのが性的な理由ならば、オスは去勢をすることで軽減されることもあります。ただし「優位性のアピール」「遊びや喜びの表現」が理由のマウンティングの場合は、去勢をしても変わらない場合があります。したがって「去勢をしたからマウンティングをしなくなる」とは一概に言えません。

マウンティング自体は自然な行為ではありますが、「飼い犬」であれば飼い犬さんがきちんと管理してやめさせたほうが良いでしょう。マウンティングをやめさせるのは少し時間がかかりますが、愛犬とよい関係を保つためにも、根気よく続けていきましょう。

出典元/『いぬのきもち』16年10月号「身体の変化や去勢・避妊手術の知識も身につく 男子犬 女子犬 違いを生かす育て方」(監修: 石田陽子先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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