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犬の緑内障って、どんな病気? かかりやすい犬や治療法、予防法は?

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愛犬のキラキラ輝く瞳、いつまでも守ってあげたいですよね。比較的シニア犬に心配がある緑内障ですが、若い犬でも発症することがあります。どのような病気なのか、どんな治療をするのか、予防法は? などを獣医眼科専門のドクターに伺いました。

犬の緑内障ってどんな病気?

犬の緑内障とは、眼球の内側から外側に強い圧力がかかり、激しい痛みを起こす病気です。眼球内の圧を保つ房水(ぼうすい)が、何らかの原因でうまく流れなくなると、眼圧が上昇し、眼球内の全組織を圧迫します。とくに眼球の内側から強い圧力がかかるため、痛みが激しくなるというわけです。

緑内障になりやすい犬は?

どちらかというと、シニア期にかかりやすくなります。4~9才が多いといわれ、犬種では、柴、アメリカン・コッカ―・スパニエル、シー・ズー、ビーグル、トイ・プードル、シベリアン・ハスキー、マルチーズ、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークなどがかかりやすいといわれます。

犬の緑内障、おもな症状は?

犬の瞳孔が開くようになり、目の色がふだんより緑または赤く見える場合も。初期では目を気にしたり、まぶしそうにしたりしますが、眼圧が高まると目が大きくなって飛び出し、犬は強い痛みを感じます。角膜炎、結膜炎を併発するほか、そのまま放置すると、失明してしまう恐れがあります。

犬の緑内障の治療法は?

犬の緑内障は、点滴や目薬、注射、飲み薬で眼圧を下げる治療を行います。すでに視力を失ってしまった犬に対しては、眼球の摘出手術や義眼を入れる手術を行うこともあります。重度の緑内障の場合、完治しないこともあります。

犬の緑内障を予防する方法は?

犬の緑内障の効果的な予防はないといわれるくらい、難しいです。異常があらわれてからは時間との勝負になります。急性の緑内障は治療が遅れると失明することがあるので、症状に気づいたら一刻も早く動物病院へ。ふだんから愛犬の目も毎日観察して、異変にすぐきづけるようにするといいでしょう。

毎日、行いたい犬の目のチェック方法

愛犬の目の舌を八の字に触ってチェックしましょう。両手の親指で目の下をやさしくなでるようにします。毛が濡れていないか、腫れていないか、痛がらないかなどを確認しましょう。白目を見るときは、愛犬のあごを支え、もう片方の手で上まぶたの真上に軽く引っ張ります。毎日目の色を確認することで、左右の色の変化に気づきやすくなります。

・目のまわりのチェック
□触ると痛がる
・白目をチェック
□充血している
・犬のしぐさや態度の変化のチェック
□まばたきが増えた
□まぶしそうに目を細めている
□急に元気がなくなった

早期発見のために眼圧検査を受けよう

愛犬が緑内障にかかりやすい年齢を迎えたら、予防接種などの際に、眼圧も検査してもらうといいでしょう。とくに緑内障にかかりやすい犬種の場合は、年に2回ほど眼圧検査を受けると、早期発見につながります。

まとめ

重症の場合は、失明の恐れもある、犬の緑内障ですが、飼い主さんなら早期発見が可能です。毎日、愛犬の目を観察し、小さな変化でも受診するようにして、重症化を防ぎたいですね。愛犬がシニア期に突入したら、眼圧検査も忘れずに行いましょう。

出典:『いぬのきもち』2012年11月号「犬がなりやすい目の病気」(監修 東京ウエスト動物病院院長 江島博康先生)

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