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【シーン別】愛犬を「噛まない犬」に育てるための効果的なしつけと噛む理由

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普段はお利口にしている愛犬も、限られたシーンで突然噛むようになって困っているという飼い主さん、いらっしゃいませんか?いくら愛しのわがコだとしても、噛まれてケガをしては一大事。愛犬が噛む理由を知って、効果的なしつけをしていきましょう。

ブラッシングのときにガブ!

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愛犬とのスキンシップや、皮膚の健康を保つためにも欠かせないブラッシング。しかし、いざブラシを持って愛犬に手を近づけたら、いきなりガブリ!思わず「痛い!」と反応して、反射的にブラシを掴んだ手を引っ込めてしまうでしょう。しかし、この行動が愛犬を勘違いさせることに。それは、愛犬がアタマの中で考えていることに関係しています。

そもそも、犬が噛んだり噛むようなしぐさを見せたりするのは「嫌なものから逃れたい」という気持ちが理由となっています。噛む行為は一見攻撃性を感じますが、その一方でそこから早く逃れようとする逃避的な意味の行動でもあるのです。そのため、噛まれた瞬間ブラシをどけてしまうと、「噛むことで嫌なものが遠ざかった!」と勘違いすることに。ブラッシングや爪切りなどのお世話の時に、愛犬が嫌がっているのにも関わらず無理に続けようとすると噛むのは、その典型ともいえます。

この流れをそのまま繰り返していると、愛犬は噛むことが習慣になってしまうことがあります。噛み癖がつくまえに、ブラッシングや爪切りなどは一気に仕上げようとせず、少しずつすることで徐々に慣らしていきましょう。

こうして解決!

ブラッシングのときに噛む犬は、ブラッシングにまだ慣れていない証拠といえます。そのため、「ブラッシングは楽しいこと」と覚えさせることが必要です。飼い主さんはブラッシングをするときにおやつを与えつつ、愛犬に触れやすいところからブラッシングしてみましょう。それでも怖がる場合、最初はブラシを見せるだけでも良いでしょう。おやつを与えながら少しずつブラッシングをして、触れる箇所を徐々に増やしていきましょう。

トイレシーツの交換でガブ!

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愛犬のトイレシーツを交換するとき、新しいものに取り換えるために汚れたものを片付けます。トイレのお世話として当然のこの行為ですが、中にはこの瞬間にガブリと噛む犬も。新しいものに取り換えるだけなのに、噛む理由がよくわからない場面でもあります。こんなとき、愛犬はアタマの中でどんなことを考えているのでしょうか。
犬の中には、気に入ったおもちゃやボールなどを大切に部屋の隅に隠すような、コレクター性質の犬がいます。犬によって集めるものは様々。人にとってはゴミである床に落ちた紙くずやティッシュ、または洗濯物など多岐にわたり、中にはそれがトイレシーツという犬もいます。
このように、人にとっては何でもないものでも、犬にとっては宝物と考えているものがあります。その宝物が取られるのを必死で抵抗するために、思わず噛んでしまうのです。

こうして解決!

犬にとっての宝物は飼い主さんにはわかりづらいもの。トイレシーツをコレクションの対象としたなら、それを無理に止めることはできないでしょう。そんな中でトイレシーツを無理やり交換しようとすれば、犬の執着心をさらに強めることになってしまいます。「絶対に取り上げさせない!」と飼い主さんを噛む様子は、まさに宣戦布告の状態。
そんなトイレシーツコレクターのそれを交換するときは、交換する場面を愛犬に気付かせないようにすることがポイント。愛犬と飼い主さんの間でトイレシーツの取り合いが起こらないように、愛犬には別の部屋やハウスに入ってもらってから交換しましょう。

なぜ突然!?人の手や服をガブリ

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飼い主さんがリビングでくつろいでいるとき、愛犬がなんとなくそばに寄ってきたのはいいものの、突然脚や手をガブっと噛むことがあります。悪気は無いはずと思いたいところですが、実際に愛犬はアタマの中でどんなことを考えて噛んでしまうのでしょう。
突然人の手や足、洋服の裾などを噛んでくるとき、たいていの犬は退屈さを感じています。犬にとって物を噛むことは、心を落ち着かせる行為であると同時に楽しいことであり、さらに脳にも良い刺激になるといわれています。そのためどうしようもなく退屈なとき、飼い主さんと遊びたいという気持ちも加わってつい噛んでしまうのです。
また、この噛まれた瞬間に「こら!」や「痛い!」と飼い主さんが反応することで、「こうすればかまってもらえるんだ!」と愛犬は勘違いしてしまいます。それにより、しつけのつもりの行動が噛み癖をつけさせてしまう恐れもあります。

こうして解決!

「噛んだらだめだよ!」としつける飼い主さんの気持ちとは裏腹に、「かまってくれるなら退屈なときはまた噛みますね!」と間違った遊び方を覚えてしまう愛犬。そんな愛犬には、噛まれたら無視をすることが有効な対策です。愛犬が突然噛んできたときは、飼い主さんはあわてずにその場をサッと離れ、愛犬に対しては何の反応も見せないようにしましょう。これが「叱られる=遊び」と勘違いさせないためのしつけです。
さらに普段から、ヒモの引っ張り合いや噛む知育おもちゃなどを使って、愛犬と「噛む遊び」を充分にしてあげることも予防につながります。いつもの生活の中でこうした遊びを積極的に取り入れましょう。
愛犬に「飼い主さんの手や足を噛んでも楽しことはないんだ」と覚えさせることが必要です。

愛犬が噛むのをやめさせるためには、「なぜ噛むのか」を考えることが有効なしつけへとつながります。無駄に噛むことを覚えさせないようにして、愛犬と良好な関係を築いていきましょう。

出典元/『いぬのきもち』2016年4月号「犬のアタマの中をのぞいてみたら吠え・噛みの理由がわかった」(監修:荒井隆嘉先生)
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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