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獣医師監修|犬のリードを選ぶポイントとは?正しい使い方ともに解説

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犬と散歩する際に欠かせないのが「リード」です。そこで今回は、愛犬にあったリードを選ぶときのポイント(種類・太さ・長さ)について解説します。スタンダードリードと伸縮リードの正しい使い方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

犬のリードを選ぶときに大切なこと

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リードは人と犬をつなぎ、大切な犬の命を守ります。それだけではなく、ほかの犬や通行人などに迷惑をかけないためにも重要な役割を果たしているので、散歩やお出かけの際は、必ず使用するようにしてください。
ノーリードで散歩をしたり、間違った使い方をしたりしていると、犬が脱走するおそれがあるほか、犬同士のケンカなどのトラブルの原因になります。また、ほかの通行人に飛びついてケガをさせてしまい、高額な損害賠償を支払うような事件に発展するケースも珍しくありません。
なお、ノーリードでの散歩は法律(条例)に抵触するおそれもあり、また、愛犬が脱走したり交通事故にあう可能性もあるためやめましょう。

では、リードはどのようなものを選べばいいのでしょうか? 選ぶときのポイント見ていきましょう。

犬のリードを選ぶときのポイント①種類

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リードと一口に言っても、さまざまな種類がありますので、まずは目的に合ったものを選びましょう。

スタンダードリード

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ふだんの散歩やお出かけのときに使用する一般的なリードです。持ち手部分が円形になっていて、反対側に犬の首輪やハーネスにつなげるための金具がついています。ナイロン製や布製、革製など、素材の種類が豊富なので、選択肢が多いのも特徴のひとつです。

伸縮リード(フレキシブルリード)

【Amazon】Flexi(フレキシ)New Comfort 伸縮リード 犬用 ドッグリード(5m※犬の体重15kgまで) 2,566円※記事制作時

手元のスイッチでリードを伸ばしたり巻き戻したりできる伸縮性のあるリードです。犬を自由に歩かせることができるので、人の少ない広い公園などで使用するのがおすすめ。
ロックをかけていない状態だと犬のコントロールが難しくなるので、公道での散歩などに使うのはやめましょう。

ロングリード(トレーニングリード)

【Amazon】Petio(ペティオ )ロングリード 大型犬用 L/20m 1,755円※記事制作時

スタンダードリードよりも長いリードのことをロングリードといいます。製品にもよりますが、10mから長いものだと25mくらいのものも。長いぶん犬のコントロールが難しくなるため、散歩用には不向きですが、距離をとることができるので、「オイデ」などの練習に適しています。人が少なく見晴らしのいい広場などで使うようにしましょう。

マルチファンクションリード(多機能リード)

【Amazon】JC HOUSE 多機能リード 2,090円※記事制作時

名前の通り、さまざまな機能を持ち合わせたリードです。タスキのように肩から掛けられたり、ループを作って一時的に犬をつないだりすることなどができます。

犬のリードを選ぶときのポイント②太さ・長さ

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リードは愛犬の体格に合ったものを選ぶことも大切です。

おすすめのリードの長さ

散歩などに使うリードは、犬の大きさにもよりますが、120㎝~180㎝くらいです。ただし、引っ張りグセのある犬などの場合は、100cmくらいの短いリードを使うことで動きをコントロールしやすくなるでしょう。

おすすめのリードの太さ

小型犬なら1cm程度、中・大型犬の場合は2~3cmくらいの太さを目安に選ぶのがおすすめです。

太いリードのほうが耐久性はありますが、小型犬に太すぎるリードを選んでしまうと、首に負担がかかってしまうことがあるので注意してください。また、太すぎて飼い主さんの手に収まりきらないと、犬が突然走り出したときなどに手から外れてしまうおそれもあるので、飼い主さんが持ちやすい太さを選ぶことも大切です。

スタンダードリード・伸縮リードの正しい使い方

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スタンダードリードの正しい持ち方(両手で持つ方法)

1.リードを右手にかける

「いぬのきもち」2016年9月号

まずは、リードの持ち手部分を右手の親指にかけます。次に、左手でリードの中間を杖を持つようなイメージで軽く握りましょう。

2.愛犬を左側に立たせる

「いぬのきもち」2016年9月号

犬を飼い主さんの左側に立たせ、並ぶような位置に寄せてオスワリをさせます。名前を呼ぶなどして前方または上を向かせましょう。飼い主さんはひじを脇につけ、左腕を直角に曲げてください。

3.リードを結んでセーフティグリップを作る

「いぬのきもち」2016年9月号

左腕を直角に曲げた状態(2の状態)で、リードがピンと張るように握れる場所がセーフティグリップの位置です。そこに目印になるように結び目を作り、持つときはその上を握るようにしましょう。

4.ひじを伸ばして楽な姿勢に

「いぬのきもち」2016年9月号

セーフティグリップを握って手を下ろすとリードがたるみます。この姿勢でいれば、飼い主さんのそばで愛犬の安全を保ちながら、リラックスさせることもできますよ。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「「お散歩しつけ:正しいリードの持ち方」はじめてしつけコンプリートドリル vol.07」

スタンダードのリードの正しい使い方

リードを持つ手は、脇をしめたり、腰につけたりと、胴体につけるように心がけましょう。そうすることで、急に引っ張られたときの対応がしやすくなります。
引っ張りグセのある犬の場合は、リードを引っ張らずに歩くことができたら、ほめてごほうび(フードかおやつ)を与えるのがおすすめ。これを繰り返すことで、「リードを引っ張らないで歩いたらいいことがある」と学習し、飼い主さんのペースに合わせて歩くようになるはずです。
犬が強くリードを引っ張るときは、リードを両手で持ち、飼い主さんのおへその高さで強く固定してみてください。「引っ張ったら前に進めない」ということを犬が認識できるまで、この方法を根気よく続けてみましょう。
なかなか引っ張りグセが改善されない場合は、引っ張りグセを防止する専用のハーネスなども販売されているので、取り入れてみるのも一つの手ですよ。

伸縮リードの正しい使い方

伸縮リードを使うときは、まず犬が突進しそうになったときに瞬時にロックをかけ、リードが伸びないようにコントロールをする練習から始めましょう。取扱いに慣れてきたら、人が少なく見晴らしのいい広場や川原、ビーチなどでつけ替え、愛犬を自由に散歩させるのがおすすめです。

なお、伸縮リードの取り扱いに慣れても、街中などを歩かせるときは使用しないようにしてください。先ほども少しお話ししましたが、伸縮リードのロックを解除した状態で犬を散歩させると、飼い主さんが見ていないところで拾い食いをしたり、マーキング(排泄)をしたりする可能性があるほか、通行人やほかの犬に飛び掛かったり、道路に飛び出したりして、事故などを起こす危険性があります。

また、たとえロックをかけて使っていたとしても、何かのはずみで解除されてしまうおそれもあるので、ふだんの散歩は基本的にスタンダードリードを使うようにしましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬の散歩で安易に「伸びるリード」を使うと危険が。本当の使い方とは?|連載・西川文二の「犬ってホントは」vol.26」

犬のリードは定期的にチェックすることも大切!

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今回は、犬のリードの選び方と正しい使い方について解説してきました。

最近はファッション性の高いおしゃれなリードもたくさんありますが、ビーズでできたリードなどは耐久性に不安が残ります。とくに力の強い犬や、引っ張りグセのある犬などの場合は、耐久性の高い丈夫なリードを選ぶようにしましょう。
また、ときどき「猫用のリードも使えるの?」という質問がありますが、犬と猫では骨格や力の強さなどが異なるため、犬には犬用のリードを選ぶようにしてください。

なお、リードは散歩などで毎日使うというかたが多いと思いますので、こまめに状態をチェックし、切れたり古くなったりしていたら、すぐに買い替えるようにしましょう。予備のリードをひとつ持っておくのもいい方法ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「「散歩だ!」リードを見せただけで興奮して吠える愛犬…どうすれば?」

参考/「いぬのきもち」2015年11月号『そうそう、これが知りたかった!はじめての愛犬のしつけ・お世話 基本のき⓴』(監修:しつけ教室DOGLY代表 日本動物病院協会認定家庭犬インストラクター 荒井隆嘉先生)
   「いぬのきもち」2016年12月号『正しい使い方をプロが一から徹底指南!!散歩中の困りごと、リード使いで解決します』(監修:日本動物病院協会認定家庭犬しつけインストラクター ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士 さいたま市動物愛護推進委員 戸田美由紀先生)
監修/石田陽子先生(石田よう子犬と猫の歯科クリニック院長)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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