1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 愛犬の夜鳴きをやめさせたい。理由と子犬~シニア犬別の効果的な対策とは

愛犬の夜鳴きをやめさせたい。理由と子犬~シニア犬別の効果的な対策とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夜になり、周りが静まり返ったころに始まる愛犬の夜鳴き。どうしたのか心配になり眠れない飼い主さんもいると思います。ここでは、愛犬が夜鳴きをする理由を年齢別に解説し、夜鳴きをやめさせる効果的な方法をご紹介します。

なぜ夜鳴きをするのか

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

犬は、寂しい気持ちや体の不調などを言葉にできません。夜鳴きは何かを訴えるための行動ですので、もちろん理由があります。その理由は愛犬の年代によって少しずつ異なります。次章からは、考えられる夜鳴きの原因を年齢別にご紹介します。

子犬が夜鳴きをする原因

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

子犬が夜鳴きをする主な原因としては、「寂しさ」が考えられます。犬は群れで暮らす習性がありますが、特に子犬の場合は兄弟や母犬などとくっついて眠ることで安心感を得ています。そのため家族として家にやって来たばかりの子犬は、今まで過ごしていた環境から静まり返った新しい環境にひとりぼっちになったことで寂しさや不安を感じ、クーンクーンと鳴くことがあります。
また、最初は寂しさから鳴いていた場合でも、飼い主さんがその鳴き声にかまっていると「鳴けば来てくれる」と学習し、飼い主さんにかまってほしくて鳴くようになる場合もあります。

成犬が夜鳴きをする原因

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

成犬の場合も夜鳴きの基本的な理由は子犬と同様と考えられますが、成犬特有のものとしては「発情期」と「運動量」も原因となることがあります。

発情期

メス犬が発情期にある場合、オス犬はメス犬のフェロモンに反応して夜鳴きをすることがあります。メス犬が近くにいない場合でも、犬の優れた嗅覚により、数キロ先離れた場所にいるメス犬のフェロモンにも反応できるといわれています。

運動量

運動量の不足も夜鳴きの原因と考えられます。犬種にもよりますが、犬は子犬の頃より成犬期のほうがかなりの運動量を必要とする場合があります。日中に思い切り運動ができていないと夜になっても落ち着くことができず、夜鳴きとして要求します。

シニア犬が夜鳴きをする原因

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

年齢を重ねていくと、犬も人と同様に体のあらゆるところに不調を感じるようになります。
老化によって視力や聴力が衰えると、今まで見たり聞いたりしていたものが思うように把握できなくなり、特に夜は周囲が暗くて物が見えにくく、音も聞きとりづらくなるため不安な気持ちは増していきます。そんなとき、飼い主さんの存在をそばに感じたくて夜鳴きするのかもしれません。またシニア犬の場合は、目に見える体の不調は無くても、足腰の関節が痛むことで不快感を感じ鳴いている可能性もあります。

認知症が原因の場合も

さらにシニア犬の場合には、こうした体の不調によるものの他に「認知症」が原因となっている場合もあります。認知症の兆候としては、同じ場所をグルグル回ったり物によくぶつかったりなどがあげられます。単調な夜鳴きや遠吠えなども認知症の症状として現れることがあります。

犬の年齢別|夜泣きをやめさせる方法

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

子犬編

まずは子犬が寂しがらないような工夫をすることから始めましょう。例えば、ハウスごと飼い主さんの部屋に置いて一緒に寝たり、なるべく遅い時間帯に愛犬と遊んだりするのがおすすめです。寝るときに愛犬が気に入っているおもちゃを与えても良いでしょう。

子犬の夜鳴きの原因が寂しさであると「かわいそう」と感じるあまり、鳴かれればつい声を掛けたくなるものです。しかし声を掛けたりハウスから出したりしてしまうと、「鳴くとかまってもらえるんだ」と愛犬は学習してしまいます。そうならないよう、どうしても鳴き止まない場合は、落ち着いて眠れるようにハウスに布をかけるなどしてみましょう。

成犬編

<発情期が原因の場合>
夜鳴きの原因が発情期によるものの場合、本能的なものなので止めさせるのはなかなか難しいでしょう。発情期からくる興奮などの対策のひとつとして、去勢手術があります。去勢手術は、発情期の興奮状態によるストレスの軽減だけでなく、生殖器系の病気を予防することにも効果的です。ただし、去勢手術にもメリットとデメリットがあるので、獣医さんとよく相談して決めると良いでしょう。

<運動量が原因の場合>
夜鳴きの原因が運動不足である場合、愛犬を充分に運動させてあげるのが効果的です。散歩の時間や回数を増やしたり、夜寝る前に家の中でもトレーニングを兼ねて一緒に遊んだりしてあげるようにしましょう。犬種により一日に必要な運動量も変わってきます。エネルギーを充分に発散させてあげれば、夜は疲れてぐっすりと寝てくれるでしょう。

シニア犬編

<老化が原因の場合>
視力や聴力の低下など老化による体の変化により不安を感じ夜泣きをしている場合、飼い主さんが愛犬を安心させてあげることが大切です。一緒に暮らしている飼い主さんの声で優しく声を掛け、そばにいることを伝えてあげてください。日中は飼い主さんの気配が伝わるようにリビングに愛犬の居場所をつくり、夜も飼い主さんと同じ部屋で眠れるようにすると不安はやわらぐでしょう。

<認知症が原因の場合>
認知症の恐れがある場合、愛犬の体内時計が狂い昼夜逆転していることがあります。そのため夜なのに昼間だと勘違いし、ご飯やお散歩をねだる意味で鳴くことがあります。そんなときは、愛犬の体に無理がない程度に日中散歩をさせて、太陽の光を充分に浴びさせましょう。家の中でもなるべく日当たりの良い場所で過ごさせます。陽の光を浴びることで、体内時計が調節されやすくなり、認知症による夜鳴きの軽減に繋がります。かかりつけの獣医師さんに相談することをおすすめします。

夜鳴きの対策は、まず原因を知ることが大切です。また、これまで夜鳴きをしなかったのに急にするようになった場合も注意が必要です。体の不調も考えられるので、愛犬の様子がいつもと違う感じがしたらすぐに動物病院で相談しましょう。

出典元/『いぬのきもち』特別編集「子犬と仲良くなる育て方 しつけ編」(監修:西川文二先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

犬と暮らす

更新

関連するキーワード 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る