犬と暮らす
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犬の「あご乗せ」からわかる心理は? 「物」に対してと「人」に対してで意味合いに違いも|獣医師解説
当時生後2カ月のらいちゃん。座椅子に「あご乗せ」をしてまったりとくつろぐ様子が、なんとも愛らしいですよね。飼い主さんの家でリラックスしている様子が伝わってきます。
飼い主さんご家族のもとでぐんぐんと成長中のらいちゃんですが…約7カ月後にも「可愛らしい姿」を見せていました!
成長しても、くつろぎ方が一緒?
体の大きさは違いますが、くつろいでいるときの顔は小さい頃と同じですね。
らいちゃんの成長を振り返る
「らいちゃんは先住犬・ももちゃんと走り回って遊んでいたかと思うと、ふと電池が切れたかのように疲れて寝てしまっていました。あご乗せをしたあの『充電中』の姿勢が、なんとも可愛らしいなと思っていました」
【獣医師解説】犬が「あご乗せ」する心理
「今回紹介したらいちゃんの様子を見ると、あご乗せすることでリラックスしたり、落ち着いたりしているものと思われます。
みなさんの愛犬もあご乗せをしてくることがあるかもしれませんが、犬があごを乗せてくるとき、物に対してと人に対してで、意味合いが変わってくることがあります。
たとえば、犬が机やベッドなどに対してあご乗せしている場合は、『その体勢だと気持ちいい』『ラクな体勢だから』といった心理が考えられます。
また、犬が人に対してあご乗せをしているときは、飼い主さんなどの信頼できる相手に対してリラックスしているときや、甘えたいときにするしぐさだと思われます。愛犬が飼い主さんの足などにあごを乗せてくる場合も、リラックスや甘えの感情からくるしぐさだと考えられるでしょう」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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