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柴犬あるある、急に演技派になるとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.189

今週の「柴犬のここが好き」

急に演技が入るとこ。
その仕草はどこで覚えたの?

ありませんか?柴犬さんが急に人間ぽいことをするとき。
思わずアテレコしたくなるようなポーズをとってみたり、
なんとも言えない表情で、目で語りかけてきたり。
これをされると無視できないんですよね。

「ん?足が痛いの?」「おやめになって〜かな?」
話しかけてもリアクションがないのはわかっているのですが、
ついつい"ごっこあそび"を始めたくなってしまうのですよね。

本犬の思惑は計り知れませんので、こちらに勝手に解釈するわけですが。
大概の場合ウマウマで解決できることが多いですよね。

柴犬さんは「ふり」が上手で、私たちはその「ふり」に振り回されてしまうのです。
というより、自ら好んでこの柴犬ワールドにハマっていってるんですよね。

今週のおまけ

こよみさんもなかなかの演技派です。
お得意なのがこの「うちひしがれる演技」です。
目の端にこのこよみさんを捉えると思わず二度見してしまいます。

こよみさんの凄いところは、誰もみていないときでも演技するところです。
いつからそうしていたのか私にはわかりません。
突然演技に入り、私たちが気づくまで続けるのです。

首を傾け、目線を下げ、私たちから精神的な距離を取るかのように心を閉ざす。
演技です。
ため息まで聞こえてきそうなほど、真に迫った演技です。

「こよみ?こよちゃん?」
「こよちゃん!どうしたん?こよちゃん!!」

少しづつ声を大きくすると、今やっと聞こえましたというようにゆっくりとこちらを見やります。
物憂げな表情で、小さくうなづいたように。(と、私には見えているだけです。)

こよみさんのそばに行き、肩を抱いて「どうしたん?話してみ?」と、私もこよみさん劇場に参加します。

こよみさんはうまうまが欲しいだけです。
少ししかもらえなかったから、無言の抗議です。
「くれくれ!!」と言われるより、こちらの方が効果絶大なのです。
全国の柴犬の皆さん、ぜひやってみましょう!

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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