犬と暮らす
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冬が旬の野菜、大根・白菜は犬に与えてもいいの? 注意点とは
大根と白菜は犬に与えても大丈夫だが与え方には注意
犬に大根を与える際の注意点
大根に含まれるおもな栄養素
大根は葉に近い方が甘味があり、根に近くなるほど辛味がありますが、冬の大根は水分を多く含んでいて甘味が強い特徴があります。可食部のカロリーは15kcal/100gとヘルシーな食材です。
犬に大根を与える際の目安量
小型犬(2~5kg)125g~249g(輪切り2㎝~5㎝)
中型犬(6~15kg)286g~569g(1/3本~3/5本)
大型犬(20~50kg)706g~1404g(4/5本~1・1/2本)
※大根1本約900gとして算出
※数値は、避妊・去勢済みの犬で体重相応のおやつ(1日の総摂取カロリー目安の1割)として算出
※なお、目安量はあくまでもカロリー上の算出値であるため、与える際はおやつの代わりに与えるなどして、愛犬の通常の主食の摂取の妨げにならないように注意してください。
甲状腺疾患やアレルギーのある犬は注意
また、ごく稀に大根にアレルギー反応を示す犬もいるため、少量を与えて体調に変化がないかを確認しましょう。
犬に白菜を与える際の注意点
白菜に含まれるおもな栄養素
※なお、目安量はあくまでもカロリー上の算出値であるため、与える際はおやつの代わりに与えるなどして、愛犬の通常の主食の摂取の妨げにならないように注意してください。
犬に白菜を与える際の目安量
小型犬(2~5kg)145g~288g(3枚~3.5枚)
中型犬(6~15kg)330g~657g(6枚~12枚)
大型犬(20~50kg)815g~1620g(1/2個~1個)
※白菜の葉1枚55g、白菜1個約1500gとして算出
※数値は、避妊・去勢済みの犬で体重相応のおやつ(1日の総摂取カロリー目安の1割)として算出
腎臓病や甲状腺疾患、アレルギーのある犬は注意
また、白菜には甲状腺ホルモンの分泌を阻害する「ゴイトロゲン(グルコシノレート)」が含まれているため、甲状腺機能の低下が認められる犬には与えない方が安心です。
そのほかでは、ごくまれに白菜にアレルギー反応を示す犬もいるため、少量を与えて体調に変化がないかを確認しましょう。
冬野菜が美味しい季節です。愛犬に旬の食材をお裾分けする場合にはくれぐれも与えすぎに注意しましょう。
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬に大根を与えても大丈夫。大根を食べるメリットと与え方を解説』
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬に白菜を与えるときは注意が必要。与えるメリットとデメリットを解説』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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