愛犬とのお泊まりは特別な休日の過ごし方ですよね。そんな特別な休日を最高な日にするには、宿選びがとても重要です。
そこで今回は、「犬と泊まれる宿」を選ぶポイントを紹介。犬だけでなく飼い主さんにも優しい宿選びのコツを解説します。
宿を探す際のチェックポイントは7つ
犬と泊まれる宿は、旅館やホテルなど年々増加傾向です。全室犬連れが可能な「犬連れ専門宿」もあれば、一般客も利用する「専門宿以外」の宿も。たくさんある候補の中から自分に合った宿を選ぶコツを7つ紹介します。
受け入れ可能な犬のサイズ
受け入れ可能な犬の大きさや頭数を制限している宿もあります。宿によって基準はさまざまで、サイズだけでなく、犬種や体重で制限を設けていることもあります。サイズの記載に不明点がある場合には、事前に連絡をしておくと安心です。
犬の宿泊料金
宿泊料金は人+犬の場合と、人のみの場合があります。頭数によって料金設定が異なることも。
宿泊できる犬の条件
宿によって宿泊できる犬の条件は異なりますが、一般的には以下のような条件が多いようです。
・混合ワクチン・狂犬病予防接種済み証明の提示
・トイレのしつけ
・無駄吠えがない
・感染症にかかっていない
・ヒート中ではない など
宿に泊まるには一定の社会性を身につけていることが求められます。
食事の場所はどこ?
お泊まりでの食事は飼い主さんにとって楽しみのひとつ。「犬連れ専門宿」の場合は、愛犬と一緒にレストランに行くか、部屋食かのどちらかになることがほとんどです。「専門宿以外」の場合は、レストランへの犬同伴がNGとなっていることもあります。
犬用食事の用意はある?
「犬連れ専門宿」の中にはシェフの手作り料理を用意している宿も増えていて、なかには複数種類の犬用メニューのなかから選べるところも。「専門宿以外」の場合、飼い主さんが持ち込むケースが多いですが、事前に依頼すれば犬の食事を準備してくれるところもあります。
いずれの場合も、愛犬にアレルギーがあったり、おなかをこわしやすい、ドライフードしか与えていないという場合は、食べ慣れたフードを持ち込むほうが安心です。
犬のために用意された施設は?
犬が利用できる施設として、ドッグランのほか、犬用プールや温泉、トリミングサロンなどが用意されている宿もあります。共用か貸し切りかなど、事前に利用方法を確認しておくと安心です。
緊急時の対応はどうなる?
愛犬が初めての場所に興奮してケガをしたり、体調を崩したりすることも考えられます。そのような場合に備えて、宿の近くに動物病院があるかなど、対処の方法について確認しておきましょう。宿に看板犬がいる場合、お世話になっている病院を紹介してもらっても。
守れてる? お泊まり時の犬のマナー
宿泊の際は、宿の決まりを守るのが基本です。ここでは、そのほかに気をつけるべきことや、守るべきマナーについて紹介します。
汚れ対策
部屋を汚さないために、以下のようなことに気をつけましょう。
・事前にシャンプー・爪切り・ブラッシングをしておく
・抜け毛が気になる場合は洋服を用意する
・土足以外の場所に入るときは犬の足を拭く
・粗相を防ぐために使い慣れたトイレシートを準備しておく
犬の立ち入り可エリアを確認する
宿によっては、犬の立ち入りを制限したエリアを設けている場合があります。また、公共スペースではリード着用が必須です。万が一にも事故が起こらないように配慮しましょう。
愛犬が吠えてしまったら?
愛犬が吠えてしまったら、即座に対応します。どうしてもやめないときには、その場から離れてクールダウンさせるのもひとつの手です。
楽しい思い出作りになる愛犬との宿泊体験。紹介したポイントをもとに、自分に合った宿を探してみてください。
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【愛犬と初めての宿泊】一緒にお泊りするための事前準備や宿でのマナーとは?』(監修:ぐらんぱう代表取締役 藤野宇一郎さん)
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。