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2時間も散歩したのに「まだ歩く」と駄々をこねちゃう! 散歩が好きな犬、苦手な犬に見られる傾向とは?

散歩が好きすぎる?
駄々をこねるウィンストンくん
「やだやだ〜」
@corgidogwinston
寝そべりながら前足をひょいひょいと動かしているのは、Twitterユーザー@corgidogwinstonさんの愛犬・ウィンストンくん。なにをしているのかというと、散歩後にマンションの前で「まだお散歩したい」と駄々をこねている様子なのだとか。
駄々をこねるウィンストンくん
「まだお散歩する〜」
@corgidogwinston
飼い主さんのコメントによれば、「この時すでに2時間お散歩して、柴ちゃんと全力で追いかけっこもしてるのに、まだ足りないって怒ってる」のだそう。

それでもまだ歩きたいとは…ウィンストンくん、パワフルすぎる! 元気いっぱいなウィンストンくんのおかげで、飼い主さんは「体力がやばいです」とのこと(笑)

でも、あんなに可愛くアピールされたら、散歩を延長してあげたくなってしまいますね!
そんなウィンストンくんについて、いぬのきもちWEB MAGAZINEは飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

毎回なにかしらの方法で駄々をこねる

駄々をこねるウィンストンくん
別の日の様子。この日は2時間半も散歩をしたのに、「まだ帰らない」とマンションの入り口で駄々をこねていたそう(笑)
@corgidogwinston
散歩が大好きなウィンストンくんは、「まだお散歩する」と毎回なにかしらの方法で駄々をこねているとのこと。しかし、あのように前足をひょいひょいと動かして「おねだり」するかのようなしぐさをしたのは、あの日が初めてだったのだとか。

ウィンストンくんの姿を見て、「思わず笑ってしまった」と話す飼い主さん。ウィンストンくんはいつまでも駄々をこねていたそうで、動画におさめることができたとのことです。

「散歩大好き」が伝わるエピソードはほかにも!

見つめるウィンストンくん
「お散歩行かないの?」と見つめてくるウィンストンくん。こんなふうに見つめられたら…たまらない!
@corgidogwinston
「散歩愛」がスゴいウィンストンくん。日常ではほかにも、ほっこりする光景が見られるそうです。

たとえば、ウィンストンくんは朝になると飼い主さんのベッドを覗き込んで、前足をちょいちょい動かしながら散歩の催促をしてくるとのこと。

ハーネスをつけるときにはテンションが上がってはしゃいでいるそうですが、飼い主さんが「お散歩行かないの?」と言うと、急におとなしくなるのだとか(笑)
駄々をこねるウィンストンくん
また、 散歩中にはこんな出来事が…。
@corgidogwinston
飼い主さん:
「地面に寝っ転がって動かないので、おやつで釣って家に帰らせようとしているのですが、周りの人に見られて笑われています(笑)」
散歩するウィンストンくん
ニコニコ笑顔♪
@corgidogwinston
あの手この手を使って散歩を延長させようとするウィンストンくんですが、飼い主さんは最近「ある方法」でウィンストンくんを家に帰らせることに成功しているそうです。
飼い主さん:
「ウィンストンは褒められるのが好きなので、『いいコだねーいいコだねー、世界一!』などと褒めまくって、テンションを上げさせます。その勢いでマンションの中にダッシュで入り、『訳がわからないうちに帰宅させる』という術を最近身につけました(笑)」

【獣医師解説】散歩が好きすぎる犬の特徴

笑顔のウィンストンくん
@corgidogwinston
散歩が大好きなウィンストンくん。2時間歩いても「まだお散歩したい!」という様子を見せるなどの行動から、どのようなことが読み取れるのでしょうか。また、散歩が好きな犬とそうではない犬には、どのような傾向が見られるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の藤井亜希奈先生が解説します。

「駄々をこねる=散歩が続く」と学習した可能性も

藤井先生:
「ウィンストンくんは『駄々をこねる』という行動をとることで、ご家族の気を引き遊んでもらっていると思っているのかもしれませんね。

『駄々をこねれば散歩が延長される』ということを繰り返すことで、犬はそれを『駄々をこねる=散歩が続く』と学習していきます」

散歩が好きな犬、苦手な犬の傾向

藤井先生:
「ウィンストンくんのようなコーギーやシェルティーといった牧羊犬は、もともと体を動かすことが大得意なので、『散歩が大好き!』という性格のコが多くなる傾向があります。

また、散歩に行くことでいいことがある(なでてもらえる、お気に入りのコースがあるなど)と覚えているコは、自然と外へ行くことが大好きになるでしょう。

一方で、警戒心が強く外の音が怖かったり、家族以外の人(特に小さなお子様など)に触られるのが好きではない犬は、散歩が苦手である傾向があります。

特に、小さな頃から家の中にいることが多い犬は外に馴染めず、そもそも散歩への興味が薄いことがあります。外への環境に子犬の頃から慣れさせることで、散歩が好きになってくれるでしょう。

意外と大きな“落とし穴”として、犬がハーネスを装着されることを怖がってしまってハーネスをうまく装着できず、ご家族が散歩へ行くことが億劫になり、犬も散歩がそこまで好きでなくなる、といったことがあります。

そのコの犬種やもともとの性格も影響しますが、後天的な要素として、いかにご家族が散歩を楽しんでいたかというのも、犬が散歩好きになるかどうかに大きく影響するでしょう」
写真提供・取材協力/Twitter(@corgidogwinstonさん)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・藤井亜希奈先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/柴田おまめ
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