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犬がくしゃみをする原因と病気の可能性は?くしゃみが気になる場合の対応

犬もくしゃみをすることがあります。では、犬のくしゃみはどのようなことがきっかけで出るのでしょうか? また、『生理的なくしゃみ』と『危険なくしゃみ』の見分け方はあるのでしょうか?

「犬がくしゃみをする原因と気になる場合の対応」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

犬がくしゃみをする主な原因

犬がくしゃみをする原因と病気の可能性、くしゃみが気になる場合の対応 いぬのきもち
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犬がくしゃみをするメカニズムは基本的に人と同じで、体内に吸い込んでしまった異物に反応し、それを外に排除しようとしてくしゃみが出ます。

ではここからは、主な犬のくしゃみの原因をみていきましょう。

ホコリやゴミなどによる異物の刺激

犬の鼻にホコリや砂、食べ物の欠片などの異物が入ると、生理的な反射でくしゃみが起こります。

ニオイや気温変化による刺激

犬は香辛料やタバコ、殺虫剤などの刺激の強いニオイを嗅ぐと、鼻の神経が刺激されてくしゃみが誘発されることがあります。また、急激な気温変化や強い光にさらされたときなどにも同様にくしゃみが出ることがあります。

花粉症などのアレルギー

アレルギーを持っている犬が花粉やハウスダストなどのアレルゲンに触れると、くしゃみや鼻水といった症状が現れます。

病気

犬がかかる病気のなかには、ウイルス感染や細菌感染、副鼻腔炎、蓄膿症、鼻腔内腫瘍、歯周病などがあり、くしゃみや鼻水などの症状をともなうものがあります。

犬の危険なくしゃみかどうかを見分けるためのポイント

犬がくしゃみをする原因と病気の可能性、くしゃみが気になる場合の対応 いぬのきもち
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犬のくしゃみはさまざまな原因によって起こるため、生理的なのか病気によるものなのかを冷静に見極めることが重要です。

犬がくしゃみをしている場合は、
  • どのくらいの期間、どのようにくしゃみをしているか

  • そのほかに症状はあるか

などをよく確認しましょう。

数回で治るくしゃみであったり、犬が元気で体調に変化がない場合、香辛料などの刺激物を嗅いだ後に出たくしゃみなどの場合は一過性のものである可能性が高いです。

一方、くしゃみが連続して出て止まらない、長期間続いている、咳も出る、普段と違うくしゃみをしている、血や膿の混じった鼻水が出る、発熱・下痢・嘔吐などの症状がみられる、顔をしきりにこするなどの様子がみられる場合は動物病院の受診を検討しましょう。

普段のくしゃみなのか、病気の可能性があるくしゃみなのかを見極めるためにも、日頃から愛犬の様子をよくみてあげたいですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
参考/いぬのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】犬のくしゃみ 止まらないときの原因や「逆くしゃみ」についても』
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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