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犬にエリザベスカラーを装着させる理由 勝手にはずしてはいけない、リスクとは
獣医師から愛犬にエリザベスカラーをつけるように指示が出たときに、首に装着させることを「かわいそう」と思われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
そもそも、犬のエリザベスカラーにはどのような目的があるのでしょうか。
「犬にエリザベスカラーを装着させる理由と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
そもそも、犬のエリザベスカラーにはどのような目的があるのでしょうか。
「犬にエリザベスカラーを装着させる理由と注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬にエリザベスカラーを装着させる理由
――愛犬の手術後や皮膚の炎症、ケガなどがあったときに、獣医師からエリザベスカラーを装着するように指示が出たり、退院する際にすでに首にエリザベスカラーを装着している状態で愛犬をお迎えをするということもあると思います。
体の状態にもよると思いますが、犬の首にエリザベスカラーを装着させる理由を教えてください。
岡本先生:
「犬の首にエリザベスカラーを装着させるのは、病気や傷口のある患部を掻いてしまったり、なめたり噛んだりしないようにするためのものです。
エリザベスカラーを装着することで、犬自身が患部に触れてしまったり刺激をすることができないようになります。」
体の状態にもよると思いますが、犬の首にエリザベスカラーを装着させる理由を教えてください。
岡本先生:
「犬の首にエリザベスカラーを装着させるのは、病気や傷口のある患部を掻いてしまったり、なめたり噛んだりしないようにするためのものです。
エリザベスカラーを装着することで、犬自身が患部に触れてしまったり刺激をすることができないようになります。」
エリザベスカラーを勝手に外すと治療が遅れる可能性がある
――獣医師から愛犬にエリザベスカラーを装着する指示があったとき、付けている姿がかわいそうと考えて外してしまう飼い主さんもいるようです。エリザベスカラーを勝手に外すことで、どのようなことが起こるリスクが考えられますか?
岡本先生:
「そうですね。飼い主さんが自己判断でエリザベスカラーを外してしまうことで、犬自身が患部をなめたり噛んだりすることで傷が悪化したり、傷口が開いてしまったり、膿んでしまう危険性があります。」
岡本先生:
「そうですね。飼い主さんが自己判断でエリザベスカラーを外してしまうことで、犬自身が患部をなめたり噛んだりすることで傷が悪化したり、傷口が開いてしまったり、膿んでしまう危険性があります。」
愛犬のエリザベスカラー装着中に気をつけること
――愛犬がエリザベスカラーをつけている間、飼い主さんが日常で注意することはありますか?
岡本先生:
「エリザベスカラー装着中の犬は、食事をしたり水を飲むことが難しくなるので、食器を底上げしてあげるようにしましょう。
そのほかでは、生活をする動線で愛犬のエリザベスカラーができるだけ色々な所に引っかからないように注意してあげるとよいですね。」
エリザベスカラーを装着するのは、病気や傷口の患部を守るためのもの。飼い主さんの自己判断で外してしまうと回復を遅らせてしまう可能性があることを理解しておきましょうね。
岡本先生:
「エリザベスカラー装着中の犬は、食事をしたり水を飲むことが難しくなるので、食器を底上げしてあげるようにしましょう。
そのほかでは、生活をする動線で愛犬のエリザベスカラーができるだけ色々な所に引っかからないように注意してあげるとよいですね。」
エリザベスカラーを装着するのは、病気や傷口の患部を守るためのもの。飼い主さんの自己判断で外してしまうと回復を遅らせてしまう可能性があることを理解しておきましょうね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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