犬と暮らす
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数々の病気を乗り越え、全盲になっても家族との旅行を楽しむハッピーちゃん
今回ご紹介するのは、数々の病気を乗り越え、全盲になった現在も家族との旅行を楽しむゴールデン・レトリーバーのハッピーちゃんのお話です。
最初にかかった病気は若年性白内障
Sさんご夫妻が、ハッピーちゃんを迎えたのは2011年の秋でした。
「息子2人がある程度成長したら、大型犬と暮らしたいとずっと思っていました。それで家族全員でブリーダーさんのところに行き、生後間もないゴールデン・レトリーバーのハッピーに出会ったんです。会ってすぐに、次男の腕の中にもぐりこんできたハッピーを見て、思わず縁を感じて『このコだ!』って決めました(笑)」とSさん。
「若年性の白内障は進行が早く、両目ともに失明するおそれがあると言われ、人工レンズを移植する手術を受けることにしました」とSさん。
手術は無事に成功し、ハッピーちゃんは視力を取り戻すことができました。そして、キャンプなどのアウトドアが大好きなSさん家族は、休みの日には必ずハッピーちゃんを連れて山や海に行ったそう。
取材協力/ミズノ動物クリニック
写真/田尻光久
取材・文/袴 もな
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