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犬がイライラしやすいのはどんなとき?「犬のイライラ」が伝わる4つのしぐさとは

犬もストレスを感じることがあって、その「イライラ」が行動として現れることがあるそうです。
また、犬がイライラしやすいシーンとは、どのような場面なのでしょうか? 
「犬がイライラしやすいシーンとそのしぐさ」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。

犬がイライラしやすいシーンとは

犬がイライラしやすい日常のシーンとしては、
天候などが原因でお散歩に行けない時
・空腹時になかなかごはんがもらえない時
・同居犬や散歩、ドッグランでしつこくされた時

などが挙げられるでしょう。

犬がイライラする原因とは

犬がイライラしやすいのはどんなとき?「犬のイライラ」が伝わる4つのしぐさとは
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がイライラしやすくなる原因として、いつもと違う環境であったり、ストレスを感じていたり、飼い主さんの対応に戸惑いや不満を感じていることなどが考えられます。

たとえば、そのコにとって苦手な相手や物が近くにいるときや食事や遊びなど自分が夢中になっていることを遮られるといった出来事などでも犬はイライラしやすくなります。

上記で述べたシーン以外にも、体に強い痒みがあったり、痛みがあってイライラしている場合もあります。

犬がイライラしているときにみせる4つのしぐさ

ウトウトとテーブルで眠るチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ではここからは、犬がイライラしているときにみられるしぐさについてお話しします。

①あくびをする

犬はコミュニケーションにボディランゲージを使うことがありますが、犬のあくびはカーミングシグナルのひとつで、ストレスなどに対してあくびをすることで自分自身を落ち着かせようとしたり、不快な気持ちをごまかそうとしている可能性があります。

※カーミングシグナルとは
「カーム=落ち着かせる」「シグナル=合図」という意味で、自分や相手を落ち着かせるために犬がみせる行動のことをいいます。

②体をかいたりなめたりする

犬が自分の体をかいたりなめたり、噛んだりするしぐさもカーミングシグナルで、あくびと同じようにストレスに対して自分を落ち着かせようとしたり、不快な気持ちをごまかそうとしている可能性があります。

愛犬が頻繁にあくびをしたり、体をかいたりなめたりするしぐさをみせる場合は、不安や不快を感じている原因が何かをよく観察してあげることが大切です。

③うなる

犬が人や犬、物に「ヴ〜ウウ〜」「ガルル〜」とうなるのは、これ以上自分に近づいてほしくないよ、近づいたら攻撃するよというサインです。

このため、緊張している状態の犬に近づかないように、また犬がうなるような状況を作らないためにも、イライラしている犬に刺激を与えないようにしてあげましょう。

④吠える

犬は警戒心や嫌いな気持ちから相手を遠ざけようとするとき、攻撃行動として相手に対して吠えることがあります。

ストレスを感じると吠えやすいコの場合は、吠える対象になりそうな相手が近づいてきたら、興奮する前に優しく声をかけて、気持ちを落ち着かせたり相手との距離をとるとよいでしょう。

犬をイライラさせないようにする方法

散歩中のかわいい犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬は心の状態の変化よってさまざまな行動をみせることがあります。

愛犬をイライラさせないためにできることとしては、普段の愛犬の行動から気持ちをよく観察し、愛犬が出しているボディランゲージやしぐさから心情を汲んであげましょう。

愛犬のストレスサインに気がついたら、なぜイライラしているのかその原因を考えてあげることが大切ですね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/maki
再構成/いぬのきもちWeb編集室
参考/いぬのきもちWEB MAGZINE【獣医師監修】犬があくびする理由は? 気を付けたいあくびの見分け方
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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