犬と暮らす
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「愛犬になぐさめられた」と感じる飼い主さんは8割も!愛犬とのエピソードを聞いた
そんな話を聞いたことはありませんか? 犬には、飼い主さんの悲しい気持ちが理解できるのでしょうか。
そこで今回は「愛犬になぐさめられた」と感じたことがあるか、「いぬのきもちアプリ」でアンケートを実施。そのときの犬の気持ちについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきました。
約8割の飼い主さんが「愛犬になぐさめられた」と感じた経験がある
【獣医師解説】犬は飼い主さんの悲しい感情を感じ取れる?
岡本先生:
「犬は悲しい感情を人と同じように感じているというよりも、いつもと違った飼い主さんの様子に不安を感じている可能性が高いと思います」
――具体的な犬の行動として「顔や涙をなめてくれた」「体をくっつけて寄り添ってくれた」「おもちゃを持ってきたり散歩に誘ったりしてきた」という回答が多く寄せられました。これはどのような心理からくるものでしょうか?
岡本先生:
「どれも不安な気持ちからくる行動と考えられます。顔や涙をなめるのは愛情表現や気を引くための行動で、寄り添ってくれるのも、くっついて安心したいからでしょう。
おもちゃを持ってきたり散歩に誘ったりしてきたのは、ルーティンをおこなって不安な気持ちを紛らわそうとした可能性が考えられます」
――犬なりの、心を落ち着けるための行動だったのですね。
取材・文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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