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オムツやマナーウェアの着用で愛犬の皮膚がただれることも? 犬のオムツかぶれの予防とホームケア
「犬のオムツかぶれの予防とケアの仕方」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。
犬のオムツかぶれはなぜ起こる?
白山先生:
「犬のオムツやマナーウェアは、シニア犬や病気を抱える犬の尿もれ対策であったり、寝たきりや麻痺のある犬のお世話、愛犬とお出かけする際のマーキング対策などで使用されるケースもあると思います。
犬のオムツかぶれは、尿や便が長時間皮膚に触れて刺激を与えることやオムツ自体の刺激、蒸れやこすれなどが原因となって起こります。」
犬のオムツかぶれの症状
白山先生:
「犬のオムツかぶれの症状としては、皮膚が赤くなり、熱を帯びて、ただれたりします。」
犬にオムツかぶれがみられるときの対処法
白山先生:
「犬の皮膚にオムツかぶれがみられた場合、可能であればオムツやマナーウェアを外す時間を多くとり、皮膚への刺激を少なくしてあげてください。
また、患部の被毛を短くカットして、蒸らしたタオルやぬるま湯でこまめに洗うなど、皮膚を清潔に保つようにしましょう。」
犬のオムツかぶれに対する治療法
白山先生:
「動物病院では、患部を清潔に保つための剃毛をしたり塗り薬などが処方されます。症状がひどい場合には抗生物質などの飲み薬が処方される場合もあります。」
犬のオムツかぶれを予防する方法
白山先生:
「こまめにオムツやマナーウェアを交換して、必要なとき以外はオムツを付けないようにしましょう。また、愛犬のサイズに合ったオムツを使うことも大切です。
そのほかにも、オムツを当てる部分は特に清潔を保つように心がけ、汚れやすい部分の毛は短くカットしておくようにしましょう。」
愛犬にオムツやマナーウェアを使用する際やお世話の参考にしてくださいね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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