犬と暮らす
UP DATE
ブラッシングで気づいた犬の病気! 見つけるためのコツも
病気を見つけるためのブラッシングのコツ
たまにスリッカーを使う方がいますが、地肌に直接当てて使うと皮膚を傷つけてしまうことも。スリッカーは仕上げで毛を立たせるときなどに使いましょう。
また、毛が長い犬種や大型犬の場合、ブラシでかき分けながらチェックするのは大変なため、愛犬がドライヤーを好きなら併用してもOK。ドライヤーの冷風を当てながらとかすと、皮膚のムレも解消でき、地肌までしっかり見られます。
体験談1.マダニ
飼い主さんが無理に取ろうとすると、マダニのあごが皮膚に残って化膿することもあるので、動物病院へ行くのがベスト。寄生されないよう、予防薬を使うことも大切です。
体験談2.さいヘルニア
へその緒の穴が収縮せず、穴に組織がはさまる状態をさいヘルニアといいます。穴が大きいと、内臓の一部がはさまり壊死してしまうことも。見つけたら手術が必要かどうか、早めに獣医師に相談してください。
体験談3.ストレス性の皮膚炎
ストレスによる脱毛は、犬ではよく見られます。脱毛のほかに、毛を食いちぎることでパサパサした状態になる、なめ続けて皮膚になめこわしが見られるといったケースも。
参考/「いぬのきもち」2020年10月号『飼い主さんの実体験から学ぶ! 私たち“お手入れ”でこんな病気に気づけました!』
文/田山郁
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE