犬と暮らす
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犬が無表情でいるときはどんな気持ちなの? 嫌なことを我慢している場合も?
犬が無表情になるのはどんなとき?
白山先生:
「犬は、嫌だなと思っていたり、ぐっと耐えていたりするときに無表情になることがあります。また、眠いときや疲れているとき、退屈だと感じているときにも無表情になりやすいでしょう。
犬が無表情になりやすいシチュエーションとしては、苦手なお手入れをしているときや病院の診察台の上にいるとき、寝起きなどがあげられます」
どんな犬が無表情になりやすい?
白山先生:
「一概にはいえませんが、たとえば、ふだんからお手入れや通院などを定期的に経験している犬、我慢強い・忍耐強い犬、おとなしい犬、リーダータイプの犬、オンオフがはっきりしているタイプの犬などは、無表情になりやすいといえるかもしれません」
犬が無表情のときに気持ちを判断する方法とは
白山先生:
「しっぽの動きや位置、目の動きや見ている場所、耳の様子(伏せていたり、ピンと立てていたりする)などに注目してみるといいかと思います」
犬が無表情でいるときにすべき対応
白山先生:
「苦手なお手入れをしているときや通院時などに無表情でいるなら、犬はじっと耐えてくれている可能性があります。その場合は、犬の我慢が限界に達する前に、手早くスムーズに終わらせてあげられるようにするといいかと思います。最後までがんばってくれたら、終わったあとにいっぱいほめたり、ごほうびをあげたりしてリラックスさせてあげましょう。
眠かったり、疲れていたりして無表情になっている場合は、休憩や睡眠をとる必要があるので、リラックスできる空間を用意して、静かに休ませてあげましょう」
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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