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冬に考えたい犬のお手入れとは? 注意点やポイントを獣医師が解説

愛犬の健康に欠かせない、毎日のお手入れ。しかし夏と冬ではお手入れの仕方を変えた方がいいということを知っていますか? そこで今回は、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に、冬の犬のお手入れについて注意点やポイントを聞きました。

冬のお手入れの注意点

チワワのテテちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――寒い時期ならではの皮膚や被毛の変化、お手入れを行う際の注意点を教えてください。

白山先生:
「冬が訪れる前から、換毛期のために抜け毛が多くなります。とくにダブルコートの犬は抜け毛が顕著です。 こまめにブラッシングをしてあげましょう。

また皮膚や肉球などが乾燥しやすくなるため、シャンプーの頻度は夏よりも少なめにしてください。保湿力の高いシャンプーを使ってみてもいいかもしれません。肉球のひび割れなどが気になる場合には、犬用の保湿クリームなどを活用しましょう」

ブラッシングのポイント

MIXの 七(なな) ちゃん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――冬に愛犬をブラッシングする際のポイントを教えてください。

白山先生:
「夏場よりもブラッシングの頻度を増やし、抜け毛をしっかりとってあげるようにしてください」

――どのくらいの頻度でブラッシングをすればいいでしょうか?

白山先生:
「犬種にもよりますが、毛量が多くアンダーコートがふわふわな犬の場合は毎日。そこまで毛量の多くない犬種でも、アンダーコートがしっかりある犬では3日に1回程度はブラッシングしてあげるといいでしょう」

シャンプーのポイント

MIXのはるくん
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
――それでは、シャンプーをする際のポイントはありますか?

白山先生:
「皮膚の状態にもよりますが、夏場よりもシャンプーの間隔を開けることをおすすめします。シャンプー後は、体が冷えないようにしっかり乾かしましょう。また乾燥しがちなコには、保湿系のシャンプーをてみるといいでしょう」

――シャンプーの間隔はどのくらいが適切でしょうか。

白山先生:
「生活スタイルや皮膚の状態などにもよりますが、基本的に1ヶ月半に1回程度です。
1年を通してお手入れの方法に大きな差はありませんが、愛犬の皮膚や被毛の状態に合わせて、シャンプーの頻度やシャンプー剤、保湿剤などは変えてあげるとよいでしょう」
冬は乾燥による皮膚トラブルが多い季節です。ふだんから愛犬の状態をよく観察して、気になることがあれば動物病院に相談しましょう。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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