生後3カ月の子犬が「オテ」初成功！　コマンドを覚えるのが早い犬の傾向を獣医師に聞いた

このあと感動の瞬間が…！

今回紹介するのは、Twitterユーザー@mochi_mochiko52さんの愛犬・もちこちゃん。こちらの写真は、もちこちゃんが生後3カ月の頃に撮ったものだそう。

小さくてモフモフなもちこちゃん。ちょこんと座る姿がなんとも可愛らしいですが、飼い主さんによると、この直後に「記念すべき感動の瞬間」が待っていたようです。

「オテ」初成功の瞬間を激写

右前足を高く上げる、もちこちゃん。すると、次の瞬間…。

右前足を飼い主さんの手にペシッと乗せて、「オテ」をしたのです。飼い主さんに話を聞くと、「オテの練習をしているときに、初めてオテをする瞬間を偶然カメラにおさめることができた」とのことでした。

もちこちゃんのオテ初成功の瞬間には、Twitterユーザーから「感動　すごいわ！」「偉大なる第一歩ですね！」「盛大に振り下ろした割にちょこん！って感じがたまらなく可愛いっ！！！　可愛すぎて悶えた」「うちの子が初めてお手を覚えたときのこと思い出しました！！」などと、さまざまなコメントが。

また、5.6万件以上の「いいね」がつくなど、たくさんの人たちをほっこりさせていたようです。

もちこちゃんは成犬に！　どんなコに成長した？

お迎えしたばかりの頃に愛らしい姿を見せていたもちこちゃんは、今年の5月の誕生日で2才に。モフモフ具合や可愛らしい笑顔がとても魅力的です。

成長したもちこちゃんは「フセ」や「オカワリ」なども覚えたといい、飼い主さんは「少しずつできることが増えてきて嬉しいです」と話します。

また、現在のもちこちゃんの可愛らしい行動について、こんなエピソードを話してくれました。

飼い主さん：
「人なつっこい性格なので、すぐ膝の上に飛び乗ってきたりくっついたりしてくるところが可愛いです。

嬉しいことやイヤなことを態度に出すようにもなり、感情表現が豊かになった点でも成長を感じます。芸を覚えても気分によってはしてくれない、なんてこともありますね（笑）」

【獣医師解説】コマンドを覚えるのが早い犬の傾向

もちこちゃんは、生後3カ月の頃に「オテ」を初成功させていました。コマンドを覚えるのが早い犬には、どのような特徴が見られるのでしょうか。

いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。

白山先生：
「オテなどのコマンドを覚えるのが早い犬には、次のような傾向が見られるでしょう。

・理解力、判断力が高い
・集中力、忍耐力がある
・コマンドに従うことで『イイコト』が起きるということを素早く理解できる
・ごはんやおやつなど、好きなものへの執着が強い
・飼い主さんを信頼している
・遊ぶことが好き

オテやオスワリなどのコマンドを教える際のポイントですが、最初のうちはオテやオスワリの形に少しでも近づくようにフードなどで誘導するとよいでしょう。たとえば、オスワリなら愛犬が見上げるような位置にフードを持っていくと、おしりを下げやすいです。少しでも形になっていたら、すかさず褒めるようにしましょう。

また、以下のようなポイントにも注意するとよいでしょう。

・トレーニングに使う分のフードやおやつはあらかじめ取り分けておく
・褒めるときは興奮させすぎないようにする
・愛犬が飽きてしまう前にトレーニングを終えるようにする
・慣れてきたら愛犬が喜ぶものをご褒美にし、飼い主さんの指示に従うと『イイコト』がある、と繰り返し学習させていく（例：フードをあげる前、おやつをあげる前、ボール遊びをする前、お散歩に行く前…など）

コマンドを教える際は上記の点を意識して、愛犬の様子を見ながら実践してみてくださいね」

今回紹介するのは、Twitterユーザー@mochi_mochiko52さんの愛犬・もちこちゃん。こちらの写真は、もちこちゃんが生後3カ月の頃に撮ったものだそう。小さくてモフモフなもちこちゃん。ちょこんと座る姿がなんとも可愛らしいですが、飼い主さんによると、この直後に「記念すべき感動の瞬間」が待っていたようです。

写真提供・取材協力／Twitter（@mochi_mochiko52さん）
（監修：いぬのきもち獣医師相談室　獣医師・白山さとこ先生）
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文／雨宮カイ