犬と暮らす
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犬はストレスが原因で問題行動や病気をまねくことも!? 獣医師が詳しく解説
犬は過剰なストレスが原因で問題行動を起こす
しかし、ストレスが強すぎたり、繰り返しストレスにさらされたりすることで、ストレスホルモンが過剰に分泌されると、セロトニンの働きを抑制してしまい、その結果、精神的な安定が保たれなくなり、問題行動を起こすことが。
どのような問題行動を起こすのかは犬によって異なりますが、攻撃的に激しく吠える、うなる、クッションなどを破壊するなどの行動が例として挙げられるでしょう。
犬の問題行動がエスカレートすると……
ストレスが原因で免疫力が低下するとあらゆる病気をまねくおそれも
ストレスが原因となる病気として多いのが、自律神経が乱れることに起因するおう吐や下痢などの「胃腸炎」や、気持ちを落ち着かせようと体をなめ続けることで起こる「皮膚炎」です。そのほか、ストレスによって免疫力も低下するので、「膀胱炎(ぼうこうえん)」や「感染症」など、あらゆる病気にかかりやすくなります。
軽度のストレスサインを見逃さないで
気づきやすいものとしては、あくびをする、体をブルブル振る、鼻をなめる、体をかく、目をそらすといった「カーミングシグナル」と呼ばれるサイン。何の脈絡もないときにこのようなサインが見られたら注意が必要です。
参考/「いぬのきもち」2024年10月号『対策急務! 人に置き換えてそのヤバさがわかった じつはしんどい 犬のストレス』
文/長谷部サチ
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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