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体型別でも差が出る!犬を飼うのに必要なお金はどれくらい?【初期費用編】

これから犬を飼いたいと思っている人は、迎える際にどれくらいのお金がかかるかを知っていますか?
ペットショップで購入する際にはそれぞれの犬の価格が決まっていますが、このほかにもさまざまなお金が必要になってくるのです。
この記事では「犬にかかるお金・初期費用編」として、どんなものにお金がかかってくるかを解説します!
犬の体型によってかかる費用も変わってくる!

まず押さえておきたいのは、犬の体型によってもかかるお金に差が出てくるということ。
あなたが飼うことを考えている犬の体型は、小型・中型・大型のどれに当てはまるでしょうか?
下記で確認してみてください。
□小型犬(8.0kg未満):チワワ、ミニチュア・ダックスフンド、トイ・プードル、ポメラニアン、ジャック・ラッセル・テリア、パピヨン、シー・ズー、マルチーズなど
□中型犬(8.0〜20.0kg未満):ボーダーコリー、ビーグル、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、シェットランド・ シープドッグ、 フレンチ・ ブルドッグ、柴など
□大型犬(20.okg以上):イングリッシュ・セター、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、ダルメシアンなど
それでは、犬を飼うときの初期費用として必要になるものを順に見ていきましょう!
①畜犬登録

畜犬登録とは保健所で登録するもので、地域によって金額は多少異なりますが、一般的には下記程度です。
小型犬・中型犬・大型犬:3,000円
②狂犬病予防注射
狂犬病予防注射も動物病院によって金額は異なりますが、目安の金額は以下のとおり。
小型犬・中型犬・大型犬:3,500円
③健康診断
健康診断の内容は、おもに体重測定、触診、レントゲン、超音波検査など。検査内容や動物病院によって異なってきます。
小型犬・中型犬・大型犬:4,000円
④混合ワクチン接種(2回分)
ここで紹介するのは、8種混合接種の場合。動物病院によって、多少金額は異なります。
小型犬・中型犬・大型犬:16,000円
⑤生活用具の購入
犬を迎えるときに必要な生活用具とは、クレート、サークル、トイレシート、首輪など。大型犬のほうがサイズが大きいために、やや高額になると考えてください。
小型犬:30,000円
中型犬:35,000円
大型犬:40,000円
以上の①〜⑤の項目の合計は、体型別で以下のようになります。
小型犬:56,500円
中型犬:61,500円
大型犬:66,500円
生活用品の費用が、体型によって差が出てくるのがわかりますね。
(※上記の初期費用として必要な金額の合計に、犬を迎える際の費用は含まれません)
避妊・去勢手術を行う、しつけ教室に通わせるケースの金額は?

これらの初期費用のほかにも、たとえば愛犬に避妊・去勢手術を行う場合や、しつけ教室に通わせたいと思っている場合には、別途費用がかかってきます。
避妊・去勢手術:メスのほうが費用が高め
メスはおなかの中から子宮や卵巣などを取り出し、オスは皮膚を切開して精巣を取り除く手術を行ないます。オスのほうがシンプルな手術なため、費用も低めです。
生殖器系の病気の予防に有効ですが、子犬をつくれなくなるため、慎重に検討しましょう。
オス:20,000〜30,000円程度
メス:30,000〜50,000円程度
しつけ教室:社会化や困りごと解決で必要なことも
子犬の社会化やしつけの定着のために、プロの力を借りる飼い主さんもいます。
しつけが不十分なまま吠えや噛みなどの困りごとに何年も手を焼いたり、周囲とトラブルになるリスクを考えると、有意義な出費といえるかもしれませんね。
1回:3,000〜5,000円程度
(セッションの回数や期間により異なる)

愛犬との暮らしに必要なお金は、まだまだほかにもたくさんありますが、初期費用としてはこのような感じです。
これから犬を飼いたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』
(監修:ファイナンシャル・プランナー。「ペット相談センター」代表 大内優先生)
※ここで紹介する費用は、大手メーカー商品、取材した動物病院、大手保険会社の金額をもとに監修者が算出したもので、額はあくまでも目安。
愛犬の犬種や大きさ、性格、 年齢、健康状態、 お住まいの地域の相場、生活スタイルなどによって異なります。個体差で大きく変わる場合があることを前提に、参考の金額としてご覧ください。
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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