犬と暮らす
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犬の首輪とハーネスはどっちがいいの? それぞれを使い分けるポイントとは?
首輪やハーネスはたくさん種類があるため、どれにすればよいか迷われている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
そこで今回は「犬の首輪・ハーネスのメリットとデメリット、使い分けのポイント」について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に話を聞きました。
犬の首輪とハーネスのメリットとデメリット
岡本先生:
「犬に首輪を使用するメリットは、指示が伝わりやすくしつけに向いていることですが、犬の首や気管に負担がかかりやすいというデメリットもあります。
犬にハーネスを使用するメリットは、犬の首や気管に負担がかかりにくく首輪よりも抜けにくいことですが、装着を嫌がるケースがあったり、首輪に比べると指示が伝わりにくいというデメリットもあります」
犬の首輪の選び方と注意点
岡本先生:
「愛犬の首輪を選ぶときは適切なサイズを選びましょう。犬の首と首輪の間に指を2~3本入れ、愛犬が苦しくない位が適切なサイズの目安になります。
首輪を使用する際は、愛犬の首にずっとつけたままにせず、定期的に皮膚の様子を観察してください」
犬のハーネスの選び方と注意点
岡本先生:
「犬のハーネスを選ぶときは愛犬の体型に合ったサイズを選びましょう。
ハーネスのなかにも、胸部や首への負担をより軽減するタイプや頭を通さなくてよいタイプ、犬種別など種類が色々ありますので、愛犬の考慮したいポイントを目安に選んでください」
愛犬に向いているのは「首輪」と「ハーネス」どっち? 使い分けのポイント
岡本先生:
「そのコによって異なりますが、しつけ中のコは首輪の方が向いているといえます。また、首や気管、胸部の疾患があるコやシニア犬はハーネスタイプの方が向いていますね。
また、引っ張りグセのあるコや物音でパニックを起こしやすいコはダブルリードが推奨されます」
首輪やハーネスは、愛犬とのお散歩に欠かせないアイテムです。愛犬に合った種類やサイズを選んであげたいですね。
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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