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愛犬のご機嫌とりをやめるとしつけが楽に?『無反応』のすすめ

犬のお世話のポイントの1つは、しつけを頑張りすぎないことにあります。愛犬のしつけが上手くいっている飼い主さんの中には「やらないお世話」を実践している方達がいるのだとか!やらないお世話の中でも重要なのが、実は「犬の機嫌をとらない」ことなんです!

「犬の機嫌をとらない」って一体どういうこと?

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たとえば台風の日、危険なのでお散歩はできませんが、そんなことはお構いなしに、愛犬が「散歩に連れていけ!」と吠え続ける…。こんなとき、あなたならどうしますか?愛犬の機嫌をとるため、むりやり散歩に出かけたり、いつもよりフードをたくさんあげて喜ばせたり。このようなご機嫌取りを、普段からしていませんか?最初はこれで言うことを聞いていても、だんだんと味を占めてワガママ犬になってしまうこともあるんです。

散歩に限らず、愛犬の要求に答えすぎてそれが習慣化してしまうと、愛犬はおねだりを聞いてもらえないと、ストレスを感じるようになってしまいます。あくまでも飼い主さんペースの生活を心がけることで、飼い主さんに合わせて行動ができるイイコに育ってくれますよ。それでは実際に、どういった場面で犬の機嫌をとるべきでないのか、具体例をご紹介しましょう。

散歩中、愛犬が動かなくなったとき

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散歩中に愛犬が立ち止まるたびに、飼い主さんも合わせて立ち止まってしまうと「自分が止まれば飼い主さんも止まるんだ」と覚えてしまい、自分勝手な散歩をするようになってしまいます。愛犬が立ち止まっても、ときには気付かないふりをするのも大切。散歩は愛犬主体ではなく、飼い主さん主体で行うということを覚えてもらいましょう。

偏食・食べムラがあるとき

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フードへの食いつきが悪いからと言って、すぐにフードの種類を変えたり、トッピングをくわえたりするのは禁物。愛犬のワガママを聞き続けていると、「食べないでいればもっとおいしいものがもらえるんだ♪」と思い始め、フードを食べなくなってしまうこともあります。

もしワガママでフードを食べないときは、2~3分でお皿を下げてしまうのも1つの方法です。食べないとフードを貰えないのだと学べば、次回からちゃんと食べるようになります。ただし、何日もフードを食べない、体調が悪くて食べられないなどの場合、ワガママではなく病気のおそれもあるため、動物病院に相談してみましょう。

おねだりされたとき

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「遊んで!」「おやつちょうだい!」「かまって!」など、さまざまな理由から愛犬からおねだりされたときは、機嫌をとらずにぐっとこらえて「無反応」を貫いてみてください。愛犬が諦めるまで「見ない・触らない・声をかけない」を徹底することで、次第にワガママが減っていくはずです。すでにおねだりグセがついている子は時間がかかりますが、根気よく試してみましょう。
愛犬のおねだりはかわいいですが、言うことを聞きすぎて犬のペースで生活してしまうと、お世話のしにくいワガママ犬になってしまいます。愛犬に対するご機嫌とりをやめることで、普段のしつけを今よりもっと楽にしましょう!
参考/「いぬのきもち」2016年6月号『しつけに困っていない飼い主さんがやっていない10のこと』(監修:日英家庭犬トレーナー協会認定トレーナー 中村太先生)
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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