1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 止まらない犬のくしゃみ…もしかして病気!?原因と対策を学ぼう!

止まらない犬のくしゃみ…もしかして病気!?原因と対策を学ぼう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

犬がくしゃみをすること、ありますよね。1、2回する程度ならあまり気に留めないことが多いですが、あまりにもたくさんしたり、長期間続いたりするとちょっと心配に…。今回はくしゃみの原因から対策、病院に行った方が良いくしゃみなどを徹底解説します!

犬がくしゃみをする理由

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

犬がくしゃみをするメカニズムは、人とさして変わりません。ホコリなどが鼻に入ってきたときに、異物を外に出そうとしてくしゃみや鼻水が出てくるのです。異物を吸い込んでしまったら排除する、という生体の反応です。

くしゃみをしている愛犬を見ると、その表情や声で「可愛いなぁ~」となごんでしまうかもしれませんが、ただ「可愛い」で済ませてはいけない場合も。軽い生理現象としてくしゃみをしただけなのか、それとも何か根本的な原因があるのかを正しく判断するのも、飼い主さんの務めです。

あまり気にしなくても大丈夫なくしゃみの仕方

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

犬がくしゃみをしたからと言って、慌てて「即病院!」と思わなくても良いでしょう。一過性の生理現象の場合もあります。あまり心配のないくしゃみの仕方は、以下の通りです。

・数回くしゃみをしただけで、体調に変化がない。
・くしゃみの後でも元気。
・刺激物(かんきつ類や香辛料)を嗅いで出たくしゃみ。

単発のくしゃみの場合、原因はホコリなどのゴミが鼻に入ったからだと考えられます。異物が外に出てしまえばくしゃみはおさまるので、心配しなくても大丈夫です。また、パグ、プードル、チワワなどの小型犬によくみられる、通称「逆くしゃみ」と呼ばれるものもあります。鼻から勢いよく息を吸い込み、「ブーブー」と鼻を鳴らすような呼吸のことです。

厳密にはくしゃみとは関係がなく、「吸気性の発作性呼吸」と言われています。苦しそうに見えることがありますが、犬にとっては苦しいわけではないのだとか。また原因こそ解明されていませんが、多くの場合、治療が必要なものではないので、あまり気にしなくても良いようですよ。

もしかしたら病気かも?心配なくしゃみの仕方

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

単発のくしゃみはそこまで心配ありませんが、「心配するべきくしゃみ」も、もちろん存在します。状況によっては、大きな病気のサインである場合も。心配なくしゃみは以下の通りです。

・くしゃみと一緒にたくさんの鼻水が出ている。
・くしゃみが連続して出て、止まらない。
・長期間、くしゃみを頻繁にし続けている。
・くしゃみ鼻水だけでなく、発熱・下痢・嘔吐など、他の症状もみられる。
・普段のくしゃみと違う。くしゃみの仕方がどこかおかしい。(くしゃみではなく、咳の場合があります)
・子犬のくしゃみ。

仔犬は免疫力が弱いので軽い風邪でも重症化しやすく、注意が必要です。気になる場合は、獣医さんに相談しましょう。心配のないくしゃみと、そうでないくしゃみの見分け方は、少し難しいかもしれません。日ごろから愛犬の様子を観察して、普段との違いを見極めることが重要です。

くしゃみの原因はこれだ!

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

いざというときの判断材料として、主なくしゃみの原因をまとめておきます。

ホコリなどのゴミ

単純に、鼻に異物が入ってしまったからくしゃみをしているだけというケース。この場合の対策は、ずばり掃除!犬を飼育しつつ綺麗な状態を保つのは骨が折れますが、愛犬の健康のためにも頑張りましょう。

アレルギー

花粉やハウスダストなど、特定の物質に対して過敏に反応してしまうのがアレルギーです。アレルギーのおそれがある場合は、まずは血液検査などでアレルゲンを特定。そのうえで、アレルゲンを愛犬になるべく近づけないようにしてあげましょう。

アレルギーに関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、参考にされてください。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「【獣医師が解説】犬のアレルギー原因と対策|よくあるQ&Aも!」

ウイルス感染や細菌感染

いわゆる風邪の症状です。くしゃみを連発する場合、感染症による鼻炎であることが多いと言われていますので、放置するのは危険。ウイルスなのか細菌なのかによって、対処法やお薬が変わってきます。くしゃみだけでなく、鼻水が出る、熱が出る、咳が出るなどの場合は、出来るだけ早く動物病院を受診しましょう。

副鼻腔炎・蓄膿症

くしゃみと一緒に鼻水が長引いたり、ドロッとした粘り気のある鼻水が出続けたりする場合は、副鼻腔炎や蓄膿症が考えられます。悪化すると食欲が落ちたり、犬にとって重要な嗅覚が衰えたりするので、動物病院での早めの治療が必要です。

歯周病

鼻の話なのに歯?と思う方もいるかもしれませんが、歯周病の症状は口の中だけにとどまりません。歯周病が進行すると、歯根部の発症や感染が鼻腔にも及び、くしゃみや膿っぽい鼻水などの症状がみられることがあります。この場合、内服や抜歯が必要な場合があるため早めに受診しましょう。

鼻腔内腫瘍

鼻の中のできものが原因で、炎症を起こしてくしゃみや鼻水、鼻血が出ることがあります。高齢の犬であったり、特に鼻血が見られる場合は、腫瘍の疑いもあるため、早めに動物病院を受診しましょう。

心配なら動物病院へ行こう

まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ

「たぶん大丈夫なくしゃみだと思うけど…自信がない…。」「ちょっとくしゃみ変かも…。でもくしゃみくらいで病院に来るなって言われたらどうしよう…。」そんなときでも、遠慮せずに動物病院に行きましょう。実は病気が隠れていたなら、連れてきてよかった!となりますし、もし全く問題のないくしゃみだったとしても、専門家である獣医師から「問題ないです。」と言われた方が安心できるはずです。

愛犬を心配するのは、飼い主さんの義務なんですから。病院に行くことをちゅうちょして、取り返しのつかないことになってしまったら…。きっと悔やんでも悔やみきれないはず。自分では判断がつかないときや心配なときは、獣医さんに相談してしまいましょう。

くしゃみは全ての犬種で起こる現象なので、くしゃみに関するアレコレは、どの犬にも起こりうることとして、頭に入れておいてくださいね。

監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

犬と暮らす

更新

関連するキーワード 一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る