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チワワが『震える』のはどんな理由から?考えられる原因〜対処法まで

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「チワワ=プルプル震える」といったイメージをお持ちの方も多いでしょう。実際のところ、チワワは他の犬と比べると「震えやすい」のだそうです。そこで、チワワが震える原因やその対処法、そして震えから疑われる病気について詳しくご紹介します。

チワワが震えるのにはさまざまな理由がある!

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数多くある犬種の中でも、特に小さくて“か弱い”チワワ。「おめめウルウル、体プルプル」なさまが、人を惹きつけてやみません。現在チワワを飼育している、または飼育経験がある方はお分かりかと思いますが、実際チワワはよく震えますよね。震えている愛犬を見ると心配になりますが、震えているからと言って必ずしも体調が悪いわけではありません。

チワワに関して言えば、特に心配のない震えもあります。一方で、すぐに動物病院に行った方がいい「危険な震え」には注意が必要。飼い主さんは、愛犬が震えている理由をいち早く察して、適切な対処法をしてあげることが重要なのです。

チワワの特徴・性格・飼い方

病気ではない震えの原因と対処法は?

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チワワが震える原因はさまざまですが、まずは病気の心配がないケースをご紹介します。病気でなくとも理由があって震えてるので、原因がわかったらすぐに対処をしてあげましょう。

体温調節をしている

犬は寒さに強いイメージがありますが、チワワは比較的寒さに弱い犬種だと言われており、寒さを感じるとブルブルと体を震わせて体温調節をしています。冬場は基本的な寒さ対策を怠らないようにしましょう。

寒さ対策として、防寒用の服を着せてあげることも有効です。ただし、長時間服を着せるとストレスに繋がる場合がありますので、服を着せるのは寒気の強い日の散歩のときにするなど様子を見ながら対応しましょう。なお、寒さが原因で悪化しやすい病気の1つに「僧帽弁閉鎖不全症」があります。チワワは僧帽弁閉鎖不全症になりやすい犬種と言われているので、冬は特に注意しましょうね。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「持病持ちのコは要注意!寒さで悪化しやすい犬の病気・ケガ10」

何かを恐れている

チワワは愛らしい見た目に反して警戒心が強い、比較的よく吠える犬種です。そして警戒心が強い裏返しで臆病な性格な子も多く、すぐに何かを怖がって震えてしまう場面も少なくありません。大きい音や散歩中に遭遇する他の犬、無理やり撫でようとしてくる知らない人など、警戒心が強いチワワにとって「怖いモノ」は世の中にたくさんあります。こういった状況によって緊張しがちな愛犬の気持ちを落ち着かせるのも飼い主さんの大切な役割です。屋外にいるときは特に注意してあげましょう。

興奮している

大好きなおもちゃを与えられた、飼い主さんが帰宅した、好物のおやつをもらったなど、激しく興奮したときも震えることがあります。この場合はすぐにおさまることがほとんどなので、あまり気にしなくても問題ありません。その後、ずっと震えが続く場合は、かかりつけの獣医師に相談するのが安心です。

緊張している

先述した警戒心の強さから、多少のことですぐに緊張してしまうことも。はじめての場所、はじめての人、はじめての犬など、未経験なものに相対すると、緊張で震えることがあるようです。こういったシチュエーションに遭遇したら、おだやかな声かけやその状況から愛犬を離すようにする(愛犬と一緒にその場を離れる)など、愛犬の緊張を緩めるような工夫をしてあげるといいでしょう。

元気がない?病気やケガを疑った方がいい震えはこんなとき!

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寒くもない、何か怖い物もない、興奮しているわけでも、緊張しているわけでもないのに震えが止まらない…。外的な要因に思い当たるものがないなら、体調不良を疑ったほうがいいかもしれません。

・明らかに元気がない、ぐったりしている
・ご飯を食べない
・熱がある
・嘔吐や下痢など、震え以外の不調が出ている
・どこか痛そうで、足やお腹などをしきりに気にしたり舐めたりしている

こういった症状がみられる場合は、特に注意が必要。何らかの病気や、飼い主さんが気づかないうちにケガをしているおそれがあります。すぐに動物病院に連絡して指示を仰ぎましょう。

震えからわかる病気の種類

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病気が原因の震えの場合は、すぐに適切な処置をしてもらう必要があります。震えが症状として出る代表的な病気をいくつかご紹介するので、いざという時の参考にしてください。

てんかんなどの神経疾患

脳腫瘍や脳炎などの要因によって脳の神経細胞に異常がおこり、急なけいれんを起こす病気です。けいれんの他には、硬直して倒れる、口から泡を吹く、失禁するなどの症状が現れることも。

プルプルといった控えめな震えであっても犬自身の緊張などや環境とは異なるような震えが続いたり、また、明らかに様子のおかしい激しい震えが起こった場合は、てんかんなどの神経疾患の疑いが。神経疾患による震えの原因はさまざまなので、それらを突き止めることが適切な対処にもつながります。てんかんかも?と思ったら、すぐに動物病院を受診しましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「病気・症状データベース(てんかん)」

ジステンパー

「ジステンパーウイルス」に感染することで起こる病気です。高熱・下痢・失禁などの症状を引き起こし、ウイルスが脳に回ると、けいれんや過剰な興奮などの神経症状が見られることも。症状が重篤な場合は死に至ることもあります。

接触によって感染するので、免疫力の低い子犬や老犬はとくに注意が必要です。ワクチンなどの有効な治療法がないため、怪しいなと思ったらすぐに動物病院に連絡を。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「病気・症状データベース(ジステンパー)」

尿毒症

腎臓になんらかの異常があって尿をろ過する機能が上手く働かず、本来排出されるべき老廃物やミネラルなどが体内に回ってしまう病気を「尿毒症」と言います。尿毒症の状況になると、さまざまな臓器に悪影響がおこり、けいれんを起こすこともあるようです。食欲不振、運動を嫌がる、手足がむくんでいるなどの不調が見えたら要注意。放置すると命に関わるので気を付けましょう。

水頭症

「水頭症」は主に先天的な疾患として発症するチワワの病気の1つ。脳内の髄液が何らかの原因で増加し、脳を圧迫する病気です。「脳のどのあたりがどのくらい圧迫されるか」によって症状は変わってきますが生後2~3ヶ月齢以降の成長期に、

・視力障害
・斜視
・けいれんを起こす
・動きが遅くなる。あまり動かず寝てばかりいる
・ふらつくようになった
・歩き方がおかしい
・突然攻撃的になる

このようなさまざまな症状がみられますが、水頭症は遺伝が関係していることが多いとされ、効果的な予防法は確立されていません。早期発見、早期治療が大切なので、兆候が見えたらすぐに動物病院で検査をしましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「病気・症状データベース(水頭症)」

低血糖症

嘔吐や下痢、あるいはなんらかの病気によって起こる「低血糖症」。その名の通り、血糖値が低い状態になってしまう病気です。元気がなくなる、ふらつき、けいれんなどの症状が出ます。

生後6ヶ月未満、特に離乳して間もない3ヶ月未満の子犬にみられ、その多くはブドウ糖の投与で危険な状態からは回復しますが、症状が重度の場合は命に関わることも。成犬の低血糖症は、危険な病気が原因になっている場合があるため、そのような症状がみられたらすみやかに動物病院に相談しましょう。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「病気・症状データベース(低血糖症)」

チワワによく見られる「震え」。特に気にしなくていいもの、異常ではないけれど注意してあげたいもの、すぐに動物病院に行くべきものなど、その理由はさまざまでしたね。愛犬の様子をよく観察して、いざというときにベストな対応ができるようしましょう。

参考/「いぬのきもち」特別編集『チワワとの暮らしがもっと楽しくなる本』(監修:フジタ動物病院院長 藤田桂一先生)
監修/いぬのきもち相談室獣医師
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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