犬と暮らす
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【調査】愛犬は狭い場所に入る? 狭い場所に入るときの気持ちを獣医師が解説
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、「狭いところに入る犬に関するアンケート」を実施。この記事では、その調査結果をご紹介するとともに、狭い場所に入っているときの犬の心理や接し方について、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
愛犬が狭い場所に入っているのを見たことはある?

愛犬はどんなときに狭いところに入るの?
飼い主さんから寄せられたエピソード(一部)
・「私の寝ているベッドの枕元ですっぽり収まっていました。愛犬の定位置のようです」
・「毎日ローテーブルの下に入っています。くつろいだり、寝たりしています」
・「基本的に臆病なコなので、怖いと思ったときにソファの下に潜ることがあります。あとは静かに寝たいときです」
・「お散歩が嫌いなので、お散歩の準備を始めると狭いところに隠れます」
・「雷が嫌いなので、逃げるように狭いところに入り込みます」
・「怒られたときとお留守番中に悪いことをして家主が帰ってきたとき」
・「歯磨きから逃げるとき」
・「機嫌が悪いときに部屋のすみの狭いところにいる。ふだんはクレートにも入らない」
【獣医師解説】犬はどんな気持ちで狭いところに入るの?
――犬はなぜ狭い場所に入るのでしょうか?
岡本先生:
「野生時代、犬は穴ぐらなどの狭い場所で身を隠したり休んだりしていました。その名残で、今も狭い場所が落ち着くのでしょう」
――犬が狭い場所に入るときの気持ちについて教えてください。
岡本先生:
「リラックスしたい、何かに警戒している、不安なときであるといえるでしょう」
――犬が狭い場所にいるとき、注意することや飼い主に求められるものはありますか?
岡本先生:
「無理に出さずそっと見守ってあげるとよいでしょう。何かに怖がって入っている場合は、クレートなど安全な狭い場所を用意してあげてください」
取材・文/亀田はるか
※アンケートコメントは飼い主さんがご自身の体験を回答したものです。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2025年8月時点の情報です。
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