1. トップ
  2. 犬と暮らす
  3. 雑学・豆知識
  4. はさみを「ささみ」と聞き間違えた犬が可愛い! 犬が覚えやすい、聞き間違えやすい単語には傾向も|獣医師解説

犬と暮らす

UP DATE

はさみを「ささみ」と聞き間違えた犬が可愛い! 犬が覚えやすい、聞き間違えやすい単語には傾向も|獣医師解説

可愛すぎる聞き間違いに胸キュン?
「はさみ」と「ささみ」を間違えたたむたむくん
「ささみくれるの?」
@tamtam_kun
今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@tamtam_kunさんの愛犬・たむたむくん(撮影当時2才)。

「『はさみ』を『ささみ』と聞き間違えて、ちょーだいのキュルンしてきた」と投稿したこちらの写真では、飼い主さんが「はさみ取って〜」と会話していたところ、たむたむくんが「はさみ」「ささみ」だと勘違いして少し首をかしげながらじーっと見つめてきたようです。

撮影当時、飼い主さんはたむたむくんが何に反応しているのか疑問に思ったようです。しかし、食べ物を欲するときの反応に似ていたため、「ささみかぁ」と気づいたとのこと。

このあと、たむたむくんは勘違いと気づいて「なんやねん、ちがうんかい」といった態度だったそうですが、おやつをあげるとテンションは戻ったそうです(笑)

名前を「ハム」と間違えることも…

見つめるたむたむくん
@tamtam_kun
飼い主さんによれば、たむたむくんは「ごはん」や「おやつ」という言葉のほかに、「ささみ」を覚えるくらい食べ物の中でささみが一番好きなのだそう。
飼い主さん:
「たむくんに『ささみ』と言うと、全身を使って『食べたい! ちょうだい!』を表現するタイプなので非常に愛しいです。このような勘違いは割とたくさんあって、『ハム』を自分の名前の『たむ』と勘違いして反応されることも多々あります」
「ハム」という単語を出すと約8割の確率で反応するそうで、寝ていても「呼んだ?」とむくっと起きるそうです。

【獣医師解説】犬が覚えやすい単語、聞き間違えやすい単語の傾向

飼い主さんが落ち込んでいると励ましてくれるたむたむくん
@tamtam_kun
たむたむくんは、「はさみ」を「ささみ」と聞き間違えて、ちょーだいというような反応を見せていたようです。犬のこの姿から、どのようなことが読み取れるのでしょうか。いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に聞きました。
白山先生:
「今回のたむたむくんは、大好物であるささみが出てくるんじゃないかと、期待してしまっていたのでしょう。飼い主さんの会話の中のワードにも敏感に反応してしまうほど、ささみが好きなんですね。

たむたむくんのように、飼い主さんの言葉を普段からよく聞いているような犬は…
・飼い主さんの目を見て指示をよく聞いているコ
・家族が話しているときもそばで聞いているコ
・好奇心旺盛なコ
・飼い主さんと遊ぶことが好きなコ
などに多いと思われます」

犬が覚えやすい単語、聞き間違えやすい単語の傾向は?

白山先生:
「犬が覚えやすい単語には、次のようなものがあるでしょう。
・『ごはん』『おやつ』『さんぽ』などの犬にとって嬉しい言葉
・自分の名前、家族の名前
・(もらったことのある)食べ物の名前
犬が勘違いしやすい単語については、家庭によっていろいろあるのではないかと思います。基本的には、『同じ母音』を持った言葉というのは、人でも犬でも勘違いしてしまうことがあるでしょう」
写真提供・取材協力/@tamtam_kunさん/X(旧Twitter)
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文・構成/雨宮カイ
CATEGORY   犬と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「犬と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る