犬と暮らす
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いじけていても「おやつ」の言葉に反応してしまう犬 行動から読み取れる心理は?
飼い主さんが「ちょっと!」「あさちゃん!」などと声をかけても、あさむらさんは完全スルー。かなりいじけている様子ですが、飼い主さんが「おやつは!?」と言うと…
いじけていた理由も可愛い!
撮影時の状況を、飼い主さんはこのように話します。
「息子の友達から沖縄土産にマンゴーをいただいたところ、あさむらさんは『自分のおもちゃ(エッグボール)』だと勘違いしてしまったようです。早く開けてほしくてワクワクしていましたが、マンゴーなのでもちろんもらえません。
すると、あさむらさんは大好きなパパに言いつけに行き、あのようにいじけていました。別のおもちゃで誘ってみましたが、私のことは完全無視。何度呼んでも反応しないので『おやつは!?』ってパワーワードを出してみたところ、秒で振り向いたという感じです」
また、今回の「おやつ」に反応していたことについては、「いじけて家族の気を引こうと思ったけれど、目先のおやつで妥協しようと思ったのでは?」と、あさむらさんの気持ちを推測していました。
イジケムシ中でママを無視し続けるも、『おやつ』には
— 『あさむらさん🐕』 (@shibaasamurasan) September 4, 2023
反応してしまう
『あさむらさん🐕』#柴犬#柴犬を崇めよ pic.twitter.com/QbLePsymh9
【獣医師解説】いじけていても「おやつ」の言葉に反応する犬の心理
いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「犬にとって、『ごはん』『お散歩』『パパ、ママなどの飼い主さんの名前』などはパワーワードです。あさむらさんはいじけて飼い主さんの言葉が聞こえないふりをしていたようですが、『おやつ』という大好きな期待感の強い言葉に思わず反応してしまったのでしょうね。
また、あさむらさんは『いじけているときにパパの体に顔を埋めることがある』とのことですが、これは大好きな飼い主さんに顔を埋めることで安心できたり、気持ちを落ち着かせることができるからだと思われます」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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