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電気や暖房はつけておく? 冬に犬を留守番させるときの注意点

寒い季節に愛犬を留守番させるとき、室内の環境はどのようにしていますか?

冬に犬を留守番させる場合、室内の電気や暖房をつけて外出するか迷われる飼い主さんもいるようです。

そこで今回は「冬に犬を留守番させるときの注意点」について、いぬのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に話を聞きました。

冬の犬の留守番ではどんな危険がある?

電気や暖房はつけておく? 冬に犬を留守番させるときの注意点 いぬのきもち
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寒い季節に愛犬を留守番させるとき、家の中にはさまざまな危険があります。

①暖房器具による事故の危険

犬の留守番中に室内で暖房器具を使用している場合、電源コードを噛んでイタズラをしてしまったり暖房器具の転倒事故などが起こる危険があります。

暖房器具による事故では、愛犬がケガをするだけではなく火事の原因となる可能性があるので注意が必要です。

②犬が熱中症を起こす危険

犬の留守番中に暖房が効きすぎて室内の温度が高くなったり、涼しい場所に移動できない環境で過ごすことで犬が熱中症を起こす危険もあります。

犬を留守番させるときの暖房器具の使い方

電気や暖房はつけておく? 冬に犬を留守番させるときの注意点 いぬのきもち
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犬を留守番させるときに暖房器具を使用する場合は、エアコンを用いて室温を26℃前後に保つようにしましょう。また、加湿器を使って湿度を50%前後に調節するとよいです。

犬の留守番時に適さない暖房器具がある

犬を留守番させる際は思わぬ事故やケガを防ぐためにもガスストーブ、石油ストーブ、電気ストーブ、カイロ、ホットカーペットなどコンセントが露出していたり転倒の恐れのある暖房器具は使用しないようにしましょう。

冬の犬の留守番では電気はしっかりつけなくてOK

電気や暖房はつけておく? 冬に犬を留守番させるときの注意点 いぬのきもち
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冬は暗くなる時間が早いため、犬を留守番させるときに室内の電気をつけるか迷う方もいるかもしれませんが、犬は基本的にわずかな光があれば周囲の状況を見ることができるといわれています。

このため、窓から入るわずかな光でもトイレや水飲み場などに迷うことはないので、室内の電気をしっかりとつける必要はないでしょう。

ただし、室内が真っ暗になって心配な場合は、間接照明やちょっとした明かりをつけておいてあげると安心ですね。

冬に犬を留守番させるときの注意点

電気や暖房はつけておく? 冬に犬を留守番させるときの注意点 いぬのきもち
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冬に愛犬を留守番させるときは、事故やケガの恐れがある暖房器具は使用せず、寒さを感じないようにエアコンを使って室温を26℃前後に保つようにしましょう。

このとき、犬が暑さを感じたら涼しい場所に移動できるようにスペース作りをしてあげるとよいですね。

そのほかの寒さ対策として、犬の寝床を窓の近くから離して寒さをしのげるようなベッドや毛布などを用意してあげましょう。

また、子犬やシニア犬の場合は体温調節を自分で行うことが難しい場合もあるので、長時間の留守番はさせないように気をつけてあげてください。

冬に愛犬を留守番させるときの参考にしてくださいね。
(監修:いぬのきもち獣医師相談室獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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