愛犬を観察していると、思わずにやけてしまう行動やキュンとしてしまうものなど、さまざまなしぐさを見せてくれます。しかし、飼い主さんへの依存からきている行動の場合は、困ったことになりかねません。トラブルになる前に対処をして、お互いに快適な暮らしにしていきましょう。
訴え上手な“うるうるおめめ”
トイレのあとやおもちゃ遊びの終了後に、愛犬が“うるうるおめめ”で飼い主さんをじっと見つめる、なんてことはありませんか?それは「トイレ上手にできたからほめて!」「おもちゃでもっと遊びたい!」と訴えているのかも。
“うるうるおめめ”の対処法
目をうるうるさせながら迫ってくる愛犬には、優しく声をかけてあげましょう。トイレが上手にできたら「イイコ」とほめてあげ、もっと遊びたい犬には「また今度ね」と次回に持ち越すのが◎です。いじらしく飼い主さんの声を待っているのは、しつけができている証拠です。愛犬との信頼関係もしっかり築けているようですね。
どこでもついて回る“甘えん坊”
「ピーピー」と洗濯機から終了の合図が鳴り、「さて、干しに行くか」と立ち上がると、なぜか一緒に起き上がる愛犬。そして「ついでに布団も干すか」と寝室へ行こうとすると、なぜかついてくる愛犬の姿が。
チョコチョコとついてくる愛犬はかわいいですが、急いでいるときや大きいものを抱えているときにヒヤッとすることがあります。ドアに挟まりそうになったり、蹴飛ばしてしまいそうになったりした経験はありませんか?
“甘えん坊”の対処法
飼い主さんへの信頼度とともに依存度が高い犬には、接し方を少し変えてみましょう。ときどき飼い主さんとは違う部屋で過ごさせたり、散歩でエネルギーを発散させたりすると、執着することが少なくなるかも。
寂しがりやは“出待ち”する
飼い主さんがお風呂やトイレに入っているとき、ドアの前で見張るように待っている“出待ち”。とくに、一人暮らしの家で見られることが多いようです。守られているようで心強いですが、申し訳なく思うこともありますよね。
“出待ち”への対処法
“甘えん坊”より、依存度が高い犬がするのが“出待ち”です。一人暮らしの家で多く見られるのは、相手をしてくれる人が一人しかいないため。寂しい思いをさせやすい環境なのでしょう。時間ができたときに思いっきり遊び、散歩などでストレスを解消させてあげましょう。
飼い主さんが困らない行動なら、そのまま放置してもOKですが、トラブルになりそうな場合は早めに対処しましょう。少しくらいの“困った行動”なら、笑顔で許してあげてもいいのでは!?アナタの愛犬はどんな行動で困らせてくれますか?
参考/「いぬのきもち」2016年10月号『はろうぃんの夜、かわいいヤツらがやってくる!?わが家の妖怪犬図鑑』(監修:しつけ教室DOGLY代表 荒井隆嘉先生)
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。