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愛犬のお手入れ、がんばりすぎるとかえって良くないことも!正しいやり方は

ワンちゃんの定期的なお手入れは、健康のためにも欠かせません。体をこまめに触ることで、小さな変化にも気付きやすくなりますよ。今回は、ワンちゃんの体のお手入れのコツを部位別にご紹介します。上手にコツを掴んで、優しくお手入れしてあげましょう。

ブラッシング

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毛玉をほぐし、ブラシをかける

ブラッシングのとき、毛玉を無理矢理引っ張ると皮膚に負担をかけてしまいます。毛玉や毛のもつれを見つけた場合は、指やブラシでほぐしてからブラッシングしましょう。

毛の根元からしっかりとかす

毛の中にもつれが残っていると、皮膚炎の原因になる恐れがあるります。毛の表面だけをブラッシングするのではなく、片手で毛をかき分けながら、根元からしっかりとブラシをかけてあげましょう。

長毛や巻き毛のワンちゃんにはピンブラシやコームを使い、短毛のワンちゃんにはラバーブラシを使うなど、被毛タイプに合ったブラシを選びも大切です。スリッカーブラシは、長毛・巻き毛・短毛のワンちゃんに使用できます。

ブラッシングのメリット

ブラッシングには、抜け毛や毛玉などを取り、皮膚の通気性や被毛の保温性をアップさせる効果があります。また、皮膚の血行が促進されるためマッサージ効果も。その他にも、皮膚の蒸れが原因で起こる皮膚炎の予防や、ノミやダニ、しこりの早期発見などにもつながります。

耳そうじ

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耳の入り口の毛を指で抜く

耳の入り口の毛を指でつまんで数本ずつ引き抜くことで、通気性がよくなり、耳の中が蒸れにくくなります。このとき、皮膚を痛めないように注意しましょう。ワンちゃんが嫌がる場合には、無理に抜かず、病院で対応してもらいましょう。

親指で裏側から押して耳のシワの中まで拭く

まず耳の裏側から耳介(じかい)を親指で押して、シワを広げましょう。そして洗浄液を染み込ませたガーゼを用いて、見える汚れを拭き取ります。このとき耳の中から嫌なニオイがしたり、赤くなっていたりする場合には、動物病院で診てもらいましょう。

無理に耳そうじをする必要はなし!

ワンちゃんは耳アカが出にくい動物なので、耳アカが見えなければ無理に耳そうじをする必要はありません。ただ、長毛種や垂れ耳の犬種は耳が蒸れやすいので、毎日のチェックを欠かさないようにしましょう。

歯みがき

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歯ブラシを45度に当てて優しく磨く

はじめは口を閉じたまま、ペーストをつけた歯ブラシを入れましょう。ワンちゃんが嫌がらなければ上唇をめくり、歯と歯茎の間の歯垢をかき出すように磨きます。歯に対して45度で歯ブラシを当て、優しく動かして磨きましょう。

歯の裏の歯垢も磨いて落とす

歯周病予防には、奥の歯の裏側までしっかりと磨くことが理想的です。おやつを与えながら徐々に慣らしていきましょう。 

歯ブラシが難しい場合には

人差し指にガーゼを巻いて磨いてもOKです。ワンちゃんが歯をこすられることに慣れてきたら、歯ブラシに切り替えてみましょう。歯みがきの頻度は、できれば毎日が理想的です。

歯垢は、3〜5日で歯石に変わります。歯石になってしまうと歯ブラシでは落とせないため、歯石になる前に磨くことが重要です。歯肉炎や歯周病予防のためにも、少なくても3日に1回は磨くようにしましょう。 
間違ったお手入れをしていると、かえってワンちゃんの健康に影響が出てしまう危険性もあります。正しいお手入れを日々行って、身だしなみはもちろん、病気やケガからもワンちゃんを守ってあげてくださいね。
参考/「いぬのきもち」16年2月号『ポイントをおさえて愛犬の健康維持に役立てよう! 病気・ケガから守るお手入れ厳選⑩』(監修:フジタ動物病院院長 藤田桂一先生、獣医師 小倉啓介先生、動物美容師 林みゆき先生)  
文/maitaro  
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。  
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。  
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