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猫、ハムスター、ウサギ…犬との「相性」って、正直どうなの!?

見つめるポメラニアン
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬を飼っていて、これからほかの動物を一緒に飼いたいという人もいるでしょう。でも、一緒に飼って大丈夫なのか、相性が気になるところ!

そこで今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、「犬とほかの動物の相性」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました。

犬とほかの動物を一緒に飼ううえでの注意点

見つめるビション・フリーゼ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬とほかの動物を飼うにあたって、犬のしつけがきちんとされており、同居するうえでの注意点を理解していれば、基本的にはほかの動物と一緒に生活することが可能であることが多いでしょう。

元々「狩猟犬」として活躍していた犬種も!

飼い主さんは、犬が本来持っている本能を理解することや、元々は「狩猟犬」として活躍していた種類がいるということを、十分理解しておく必要があります。

犬種によっては、古くから狩猟犬として仕事をしていた種類もいます。たとえば、イングリッシュポインター、イングリッシュセッター、ラブラドール・レトリーバー、トイ・プードルなど。

もちろん、その犬種だからといってほかの動物との生活が向かないとは一概にはいえませんが、事前に注意を払っておく必要はあるでしょう。

ほかの動物との同居を実現するには、まず愛犬の種類や性格を理解したうえで、行動に移すのが大切なのです。

それでは今回、「猫」「ハムスター」「ウサギ」「鳥」「カメ」と犬の相性について見ていきましょう。

犬と猫の相性

仲良しのトイ・プードルと猫
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬と猫は相性が良いので、多くの場合で一緒に飼うことができます。その場合、どちらが先住者かによって相性が良いか、悪いかが決まることがあります。

一般的には、犬は群を作る習性があるので新参者の受け入れに抵抗が少なく、猫の仲間は血縁者以外の新参者はストレスになることが多いようです。

ただし先住犬、先住猫に2、3か月の子猫、子犬を新入りとして迎える場合は、相性が良いルームメイトになれる可能性が高いそう。

成猫と成犬同士は、様子をみて相性が悪いようなら、無理に一緒に暮らすのは止めたほうがよいかもしれません。

犬とハムスターの相性

パピヨンとハムスター
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ハムスターを襲わないように犬をしつけることが必要ですが、フードに適応した飼い犬がハムスターを餌に狙うことはないと思います。

しかし、ケージに興味を持って好奇心から倒したりしてハムスターが脱走すると、逃げる動物を追う習性からトラブルが起こります。

ハムスターは、犬とは別室で飼うようにしたほうがよいでしょう。

犬とウサギの相性

チワワとウサギ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ウサギは犬と相性の良い動物。しかし、ウサギは譲歩する性格ですので、犬がヤンチャ過ぎると怖がってストレスが溜まり軟便になる可能性があります。

そのため、犬にはしっかりとしたしつけが必要になります。ウサギがストレスを感じているようなら、犬と一緒のスペースで生活するのは避けてください。

また、ウサギを狩る犬種の血統の犬と一緒にすることは止めましょう。

犬と鳥の相性

柴犬とインコ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬が小さな鳥に興味を持って遊ぼうとすると、犬が鳥カゴに跳び掛かって壊したりして、それが鳥に大きなトラブルを起こすことにもなりかねません。

とくに鳥の狩猟に使われていた犬種にとっては、興奮対象になるのでお勧めできません。生活環境がかぶらないように、別室で飼うよにしてください。

また、子犬も動く物に対して本能的に手を出すので、気をつける必要があります。

犬とカメ(爬虫類)の相性

犬は、爬虫類や両生類をおもちゃのように扱って遊びます。そのため相性というよりも、トラブル回避のために同居は避けたほうがよいでしょう。

遊ぶトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
どの動物と一緒に住むのでも、それぞれ注意点があるとわかりますね。飼い主さんは上記のことをよく理解したうえで、検討してみてください!

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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