犬と生活を始めると、それまで知らなかった言葉に出会うことがあるのではないでしょうか。例えば、必要な道具の名前や犬の行動の名前など、犬との生活で使われる「犬用語」には、さまざまなものが存在します。そこで今回は、知っていると愛犬のしつけに役に立つ、3つの「犬用語」と、「犬用語」に関する雑学をご紹介します。
犬用語①アイコンタクト
「アイコンタクト」とは、飼い主さんが愛犬の名前を呼んだとき、愛犬が飼い主さんを見つめて目が合うことをさします。このとき、ただ見つめ合うだけではなく、愛犬が飼い主さんに注目し、聞く耳を持つようにすることが重要です。アイコンタクトが正しくできると、飼い主さんに注目させることにより、散歩中などに他の犬に吠えないようにしたり、オスワリなどの指示が伝わりやすくなったりと、たくさんのメリットがあります。
【同意語】・・・「ミテ」「注目」
犬用語②おやつ
「おやつ」は、その名のとおり、普段から“おやつ”として与える以外にも、犬がトレーニングを上手くできたときに与えるなど、犬のやる気をアップさせるためのごほうびとしても使える、とっておきのアイテムです。また、おやつを使うことで愛犬が受け入れやすくなるため、お手入れや苦手なものに慣らすといった場面で使うのも効果的です。
ただし、食べ過ぎると肥満の原因となってしまうおそれもあるので、与え過ぎには注意しましょう。しつけなどで使うときには、なるべく小さくカットして与えるようにしてください。
【同意語】・・・「トリーツ」「ごほうび」
犬用語③ハウス
「ハウス」は、犬が落ち着いて休息できる場所のことです。ハウスには大きくわけて3つのタイプがあります。
「クレート」・・・扉と屋根があり、ハウス内から外が見えにくくなっているもの
「ケージ」・・・・扉と屋根があり、四方が金網で囲まれていて外の様子が見えるもの
「サークル」・・・扉があり屋根がなく、ケージと同じように四方を柵で囲まれているもの
このなかでも、持ち運びできる「クレート」と「ケージ」は、災害時などにも役立ちます。
【雑学】犬も犬用語を覚えられる!?
例えば、愛犬がハウスにいるときに「ハウスね」といったり、おやつを与えるときに「おやつだよ」といったり、生活をするなかで繰り返し「犬用語」を使うことで、愛犬も犬用語を覚えられると考えられています。愛犬と「犬用語」をとおしてコミュニケーションができるなんて、とってもすてきですよね!
しつけに必要な「犬用語」とその意味を知ることで、愛犬とのコミュニケーションもよりスムーズになります。ご紹介した以外にも「犬用語」にはさまざまなものがあるので、ぜひたくさんの「犬用語」を覚えてみてくださいね♪
参考/「いぬのきもち」2018年7月号『愛犬が1才になるまでに覚えておきたい 新米飼い主さんのための犬用語24』(監修:ぬのかわ犬猫病院中田分院副院長 石田陽子先生、ジャパンケネルクラブおよび日本警察犬協会公認訓練士 日本動物病院協会家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
文/kate
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。