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おならをしやすい犬に見られる「3つの特徴」とは?

おやつをおねだりするトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「あれ、なんかちょっと臭いかも」と思ったら、愛犬がおならをしていた!!……なんてシーンは、飼い主あるあるかも。

今回は、「おならをしやすい犬の特徴」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生がくわしく解説。

なんと、おならをしやすい犬種もあるって、知っていましたか?

おならをしやすい犬の特徴 犬種も関係ある!?

不思議そうな表情で見つめるミニチュア・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
おならをしやすい犬の特徴には、以下の3つの傾向が見られます。

①「早食い」タイプの犬

おならは、口から飲み込んだ空気や腸内で発生した余分なガスを、肛門から体外へ出す現象のこと。

おならをしやすい犬の特徴として、口から空気を大量に飲み込む、つまりガツガツと食事を一気に食べる「早食い」タイプの犬は、食事と一緒に大量の空気を飲み込むために腸内のガスが溜まりやすい傾向があります。

②運動直後の犬

運動直後の犬に食事を与えると、より空気を飲み込みやすいため、おならをしやすいです。

③短頭種はおならをしやすい犬種

短頭種(パグ、ペキニーズ、フレンチ・ブルドッグなど)は、空気を口から取り込みやすい顔の構造をしています。そのため、おならをしやすい犬種といえるでしょう。

おならにはどんな役割があるの?

かわいい洋服を着るシー・ズー
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
愛犬のおならのニオイがきつすぎると、心配になってしまう飼い主さんもいるかもしれませんね。

犬にとっておならは、空気やガスを外に出すためのもので、臭いおならが必ず病気につながるわけではありません。

しかし、フードの種類の見直しをしたり、早食いを防止させる(早食い防止の皿の使用など)など、愛犬の食事の見直しをするためにはよい指標になります。

きついニオイのおならをしたときは、消化不良のサインかも

うとうとする柴犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
フードが合っていなかったり、大量に食事を食べすぎたりしたときなどは、消化不良を起こすことがあります。

腸内の悪玉菌がインドールやスカトール、硫化水素などを発生すると、おならのニオイはよりキツくなる傾向に。

「病気を気にしたほうがいい」おならもある!?

ボールで遊ぶボストン・テリア
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
おならだけで病名まで診断することは難しいですが、腸内細菌のバランスが崩れていたり、細菌・ウイルスなどにより腸内に炎症が起きたりすると、おならのニオイは臭くなることもあります。

おならと共に下痢や嘔吐などの消化器症状が出ていないかどうかも確認し、獣医師に診断を仰ぎましょう。

どんぐりを見つけたチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
先生の解説を参考に、もし愛犬のおならのニオイが気になる場合は、早めに獣医師に相談してみると安心ですね!

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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