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【犬の年代別】愛犬に吠えグセがついてしまう飼い主さんのNG行動

わんちゃんの吠え、原因は飼い主さんかも……!?

愛犬の吠えグセに困っていませんか?
もしかしたら、愛犬のせいではなく、飼い主さんの接し方が原因で吠えさせてしまっているかもしれません!
犬の年代別(子犬・成犬・シニア犬)に、犬と飼い主さんによくあるNG行動を紹介しますので、当てはまる行動がないかチェックしてみてくださいね。

【子犬】愛犬がいつでも遊べるよう、おもちゃを出しっぱなしにしている

愛犬がいつでもおもちゃを取れる状態にしておくと、飼い主さんのところに持っていき、「遊んで」とおねだりをするようになります。
かわいいので、遊んでしまいがちですが、そうやって愛犬のおねだりをいつも聞いていると、万が一飼い主さんが忙しくて遊べないときに怒ったり、「飼い主さんに伝わっていないのかな!?」と思い、激しく吠えて要求するようになってしまうおそれが!

「遊んで!」の吠えグセがつくと大変ですから、おもちゃは常に愛犬の届かないところに置き、遊ぶときだけ飼い主さんが出して、飼い主さんが愛犬を誘って遊ぶようにしましょう。

【子犬】あまりハウスに入れない

子犬の時期は、部屋の中で自由にさせすぎると、興奮して吠えたり、イタズラをしたり、そそうをしたりと、困った行動のオンパレードになり、吠えグセもつきやすくなります。

かまってあげられないときはハウスに入れて「管理」する時間を設けましょう。
この場合のハウスは、箱型で扉がついている「クレート」がおすすめ。
巣穴の形状に似て狭くて暗いので落ち着くため、吠えにくくなります。

【成犬】愛犬からの「かまって!」「ゴハンちょうだい!」などのおねだりに応えてしまう

愛犬に好かれる、もしくは嫌われたくないがために、愛犬のおねだりに応えていませんか?
でも、それ、実は「甘やかし」なのです!
甘やかす場面が多くなると、「遊び」のおねだりと同じように、万が一応えられないときに「どうして!?」と言わんばかりに吠えて要求するようになってしまいます。
それだけでなく、「犬がおねだりー飼い主が聞く」関係性が定着してしまうと、犬が主導権を握ってしまい、飼い主さんの言うことを聞かなくなってしまいがち。

愛犬からのおねだりは、心を鬼にして無視し続けて!
たとえば「おやつちょうだい!」と吠えておねだりされた場合は、愛犬があきらめるまで無視を続け、別の機会に、飼い主さんがあげたいと思ったときに「オスワリ」などの指示を出してから与えることで、おねだり吠えを減らすことができますよ。

【成犬】散歩以外に運動や発散をさせていない

健康な犬であれば、散歩は体型を問わず、少なくとも1日2回各30分は行くのが望ましく、できないと運動不足になりがち。
運動不足だとエネルギーが有り余り、ちょっとしたことで興奮し、吠えやすくなってしまいます。
要は、適度に疲れていれば、必要以上に興奮したり吠えたりするエネルギーがないため、吠えにくくなるというわけです。
犬の運動量をしっかり解消するほど散歩をさせるのはなかなか難しいので、ボール遊びやドッグスポーツなど、エネルギー発散につながることも取り入れ、トータルで運動不足にならないようにすると、吠えにくくなります。

【シニア犬】薬を上手に飲ませられない

シニア犬になると薬を飲ませることも増えてきます。
犬が、苦くてまずい薬を嫌がるのは当たり前。
なのに、薬を飲ませることに慣れさせていないと、嫌がって吠えてしまいがち!
けれども薬を飲ませないわけにはいかないため、無理やり飲ませることになり、ますます吠えられたり、嫌われたりしてしまいます。

口を開ける練習(口を開けてドライフードやおやつを入れ、口を開けるとイイコトがあると思わせる)を、できれば子犬のうちからしておくと、イヤイヤ吠えを防ぐことにつながります。

【シニア犬】歯みがきをしていない

若いころもかかりますが、年をとるとますますかかりやすくなるのが「歯周病」。
歯周病を防ぐためには、歯みがきが欠かせません。
ただ、歯みがきも慣れていないとすごく嫌がり、吠えて抵抗しがち!

美味しい味のデンタルペーストを使ったり、短時間で終わらせてごほうびのおやつをあげるなど、少しでも嫌がらない工夫をして慣れさせると、吠えにくくなります。
当てはまる行動、ありましたか?
「もう成犬だから」「シニア犬だから」と思わず、アドバイスを参考に今からでも接し方を変えていけば、吠えグセが減らせますよ!
あきらめずに取り組んでみてくださいね。

参考/「いぬのきもち」2016年3月号『愛犬と一生イイ関係でいられる方法を紹介! 子犬・成犬・シニア犬 年代別 心の距離の縮め方』(監修:Can! Do! Pet Dog School代表 西川文二先生)
文/犬山ソフトクリーム
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