犬と暮らす
UP DATE
お散歩中にバッタリ! 犬が「嫌いな犬」に対して見せる3つの行動とは
今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生が、くわしく解説します!
犬が「嫌いな犬」の前で見せる3つの行動
①うなる
「この警告を無視したら攻撃するから!」のサインですから、早々に離れたほうが賢明です。姿勢を低くしながらうなっている場合は、かなり本気で意思を示しています。
②吠える
興奮しているコは、「嫌い!」を強く示している状態。うなる、吠えるコは相手の犬を見つめ、目を離さないのも特徴です。
③動けなくなる
ほかにも、飼い主さんの後ろに隠れたり、反対方向へ逃げようとするコもいます。
愛犬がほかの犬に吠えた! このときの飼い主さんの「NG行動」とは?
また、小型犬の場合は「ダメでしょ」となだめながら、抱きあげている姿もあります。
しかし、声をかけることで愛犬が「ほめられた」と思い、同じ行動を繰り返す原因にもなってしまうのです。
愛犬が吠えたら声をかけず、無言で対応を
リードを短くして引き、相手の犬を怖がらせたりケガをさせないよう、飼い主さんの足や体の内側に愛犬を隠して、相手側に行かないようにしてください。抱き上げる場合も、無言で行います。
そして相手の飼い主さんに軽く会釈をしたり、「すみません」と簡単に伝えれば悪い気はしません。
飼い主さんは、犬の「好き嫌い」を尊重してあげよう
□嫌いな犬が遠くに見えた時点で違う道に変える
□抱き上げて相手の犬を見えないようにする
□愛犬が気づかないようにおやつで気を引く
などで回避するようにしましょう。
人から見てとてもいい犬なのに、なぜか愛犬とは相性が合わないこともよくあります。
理由は愛犬にしかわかりませんが、人と同じように好き嫌いがあることを尊重し、愛犬の性格や行動への理解を深めてもらえればと思います。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/Honoka
UP DATE