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飼い主さんのネガティブな気持ち、実は愛犬に伝わってるんです

飼い主さんの気持ちは愛犬に伝わります

犬を飼っていると、楽しいことや嬉しいことだけでなく、思い通りにならなくて落ち込んだりイライラしたりすることもありますよね。
そんなとき、いかに気持ちを切り替えられるかが、その後の“犬育て”のカギになります。
とくに犬という動物は、飼い主さんのことをよく見ていて、飼い主さんの気持ちや状況をくみ取ろうとします。

つまり飼い主さんの揺れる気持ちは、愛犬にそのまま伝わってしまうのです。
次に紹介するような態度でいると、犬育てに悪影響を与えかねないので注意が必要です。

ネガティブな気持ちで接しないで!

たとえば、何度教えても吠えグセもそそうも直らない、などというとき、愛犬のことを「何にもできないダメなコ」と思ったりしていませんか?
そんなネガティブな気持ちは、態度や行動に知らず知らずの間に表れて、愛犬に伝わってしまいます。

人もそうですが、ダメと決めつけられると犬もモチベーションが下がりかねません。
愛犬にはつねに、ポジティブな感情を伝えるようにしましょう!

留守番に罪悪感を覚えないで!

愛犬一頭で留守番させることに、罪の意識を感じていませんか?
出かける前に適度に運動をさせ、快適な留守番環境を整えてられていれば、じつは愛犬は留守番中のんびり気ままに過ごせるもの。
実際、留守番中は、好きな場所で誰にも邪魔されず昼寝をして過ごす犬も多いです。

日常的に丸1日留守番が続くのでなければ、留守番時、愛犬に対して「申し訳ない」「かわいそう」と思わなくて大丈夫。
飼い主さんも出先での時間を楽しみましょう。

指示が通じなくても焦らないで!

「フセ!」「マッテ!」「オイデ!」
一生懸命指示をしているのに、一向に愛犬に通じない……。
こんなときの飼い主さんの焦りは、たとえ口にしなくても態度に表れて緊迫感を生み出し、愛犬の負担に。
愛犬は、本来できることでもできなくなってしまい、悪循環に陥りがちです。

「少しずつでもいい」と気持ちに余裕をもって、こまめにほめながらトレーニングに取り組めば、愛犬も前向きにがんばりやすくなります。
いかがでしたか?
犬と接する中で、焦りやイライラ、迷いなどがあっても、気持ちを切り替えて楽しんで犬育てにのぞむようにしてみましょう。
飼い主さんに笑顔や余裕が増えれば、自然と愛犬もイイコになるはずですよ!


参考/初めて飼い主さんの「いぬのきもち」2017年5月号『犬育ての手引き8』(監修:家庭犬しつけインストラクター 戸田美由紀先生)
イラスト/やのひろこ
文/h.taco
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