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絶対NGじゃないけど、要注意! 犬に与えない方がよい食べ物・飲み物

人がよく口にする食べ物・飲み物の中には、犬に与えてはいけないわけではないけど、与えない方がよいものが存在します。
今回は、犬に与えないほうがよい食べ物・飲み物について解説します。

犬に与えないほうがいい食べ物〜野菜・果物編〜

待てをする犬

ほうれん草

カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸を含んでいますが、抗酸化作用が期待できるβカロテンや鉄分などの栄養素もあるので、必ずしも与えてはいけない野菜ではありません。もしも与える場合はゆでて水洗いをしてください。

オレンジ・みかん

食べ過ぎると下痢や軟便の原因になるため、どうしても与える場合は生で15gくらいを目安に。また、皮には中毒物質が含まれるため、与えないでください。

マンゴー

細胞の老化予防が期待できるマンゴーですが、大量に食べたりアレルギーがあったりすると全身がかゆくなることも。与えるなら、生の状態で15g程度にしましょう。ちなみに、食物繊維が多すぎるドライマンゴーは絶対NGです。
意外と犬が食べても大丈夫なのが「ズッキーニ」。ビタミンが豊富でカリウムも含むので利尿作用や血圧を下げる効果が期待できます。

犬に与えないほうがいい食べ物〜海藻編〜

吠えるチワワ

ひじき

ひじきには豊富なカルシウムが含まれますが、犬はうまく吸収できません。与える場合は小さじ1までにし、味のついていない加熱処理したものにしてください。
ひじきと違い、海藻で絶対に与えてはいけないのがわかめです。食物繊維が豊富すぎるため、消化しきれずにそのまま便として排出される可能性も。

犬に与えないほうがいい〜乳製品・大豆製品編〜

振り返る犬

チーズ

塩水につかっているモッツァレラチーズやスライスチーズ、プロセスチーズ、ブルーチーズなどは塩分が多いので与えるのはNG。しかし、塩分の少ないチーズなら与えても問題はありません。カッテージチーズは小さじ1、クリームチーズは小さじ1/2を目安にしてください。モッツァレラチーズも塩水につかっていなければ小さじ1までならOK。

おから

おからは食物繊維が多すぎるので、下痢や軟便になるおそれが。与える場合は、味付けをしていないものを選び、10g程度にとどめておきましょう。
ほかにも、豆腐は与えても問題ない食材ですが、意外と脂肪分が多い食材。そのため、与えすぎはカロリーオーバーになるので小さじ2までを目安に与えましょう。

犬に与えないほうがいい〜主食編〜

フードを食べるビーグル

そば

犬にとってはあまり消化のよくない食べ物。また、アレルギーのある犬には絶対に与えてはいけません。

パン

バターロール、クロワッサンは高カロリーで肥満の原因となるので、与えないでください。どうしても与えたい場合は、砂糖やバターを使用しない低カロリーなパンを選び、上皮をのぞいた白いところだけにしましょう。
主食の中でも、玄米にはアミノ酸の一種GABAが含まれているため、精神安定作用が期待できます。さらに、血糖値を正常に保つ作用もあるので、与えてもよい食べ物です。少し水を加えると食べやすくなりますよ。

犬に与えないほうがいい飲み物

匂いを嗅ぐ犬

人用の牛乳・豆乳

乳糖を消化できない乳糖不耐症の犬は、下痢になるおそれがあるので与えるのはNGです。また、豆乳も脂肪分が多いのでできるだけ与えないでください。どうしても与える場合は倍以上に薄めるようにしましょう。

果実酢

砂糖をくわえて作る果実酢は糖分が多く、肥満のもとに。与えないほうが無難です。
ちなみに、アルコール・塩分・糖分がくわえられていない「甘酒」なら、犬に与えてもOK。腸内環境の改善効果が期待でき、発酵由来の成分が豊富です。
人にはおいしくいただける食材でも、犬にとっては量や頻度に注意したい食材や飲料も多いようです。正しい知識を身につけて、愛犬に健康的な食生活を届けてあげましょう!
参考/「いぬのきもち」特別編集『犬の食べ物図鑑 与えてOK?NG? 2017最新版』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 髙﨑一哉先生)
文/takemori.m
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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