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あなたのわんちゃんは大丈夫ですか? 知らないと怖い「隠れアレルギー」
あなたのわんちゃんも「隠れアレルギー」かもしれません!
昔は庭先など、家の外で飼われていることが多かった犬たちが、今では室内で飼われることが多くなったなど、犬を取り巻く生活環境も、大きく変化してきました。それに伴い増えてきたのが「現代病」です。アレルギーもそのうちのひとつと考えられていますが、獣医学の発達により、アレルギー症状が出る前のグレーゾーンの段階から、その犬がアレルギーかどうかわかるようになりました。
このグレーゾーンのことを「隠れアレルギー」といいます。「隠れアレルギー」は体内で静かにアレルギーになる準備が整えられている状態のこと。もしかしたら、あなたの愛犬も「隠れアレルギー」かもしれません!
「隠れアレルギー」の仕組みって?
ちなみに、IgEでは1㎖のうち100ng(ナノグラム)、リンパ球では1.2%が境界値とされていて、これを上回ると「アレルギー」、これより下の状態は「隠れアレルギー」と考えられています。
「隠れアレルギー」かどうか、簡単に診断してみよう!
- 頻繁に足をなめる
- 足先をよく噛む
- 頻繁に外耳炎になる
- ウンチを1日3回以上する
- 神経質な性格である
- 体調が悪くなる季節がある
どれかひとつでも当てはまった場合、もしかしたら「隠れアレルギー」かもしれません!
一度はアレルギー検査を受けてみても
参考/『愛犬との暮らしをもっと楽しむ いぬのきもち』2018年9月号「いま、気をつけたい犬の現代病 隠れアレルギー」(監修:獣医アトピー・アレルギー・免疫学会会長、動物アレルギー検査株式会社代表取締役社長 増田健一先生)
イラスト/山村真代
文/影山エマ
※ご紹介しているチェックリストだけでは、愛犬が隠れアレルギーかどうかを正確に調べることはできません。ひとつの目安として、参考程度にご利用ください。チェックリストに当てはまらない場合も、不安なことがあればすぐにかかりつけの動物病院で受診してください。
※IgEを定量測定できる検査は、特定の検査所のみで受けられます。
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