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凶暴性が増すことも!? 「栄養失調の犬」によく見られる症状

愛犬にふだんから食事を与えてはいるけれど、「しっかり栄養は足りているかな?」と心配になる飼い主さんもいるかもしれません。

そこで今回、「栄養失調の犬に見られる心身の変化」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説。

愛犬に以下の症状が見られたら、要注意です。

犬が栄養失調になると、心身にどんな変化があらわれる?

診察を受ける犬
getty
犬が栄養失調に陥ると、毛艶がなくなってきます。欠乏する栄養素により症状はさまざまですが、いずれも内蔵機能に異常をきたし、全身状態を悪化させます。

エネルギー不足の場合

犬がエネルギー不足になると、体重が徐々に落ち、肋骨が目立つようになり、食糞や誤食などが始まることもあります。

また、空腹から凶暴性が増すこともあるようです。

ミネラル不足の場合

犬がミネラル不足になると、欠乏するミネラルにより病状は違いますが、貧血や骨の変形、命に関わる症状が出ることもあります。

飢餓状態の場合

犬が飢餓状態になると腹水がたまり、お腹が出てくることもあります。

愛犬が栄養失調にならないように、飼い主さんが気をつけたいこと

ごはんを食べる犬
getty
基本的に、総合栄養食であるドッグフードを食べていれば、栄養不足になるのを防ぐことはできます。

しかし、栄養バランスが偏った食餌や、与えている食餌が体重・月齢に見合わず少ない場合などに、栄養失調になる可能性も。

愛犬に適した食事を与えられているか、飼い主さんは注意してあげましょう。

ごはんを食べる犬
getty
愛犬に手作り食をメインに与えている飼い主さんいるかもしれませんが、やはり総合栄養食のドックフードを与えることは大切です。

もし愛犬の毛艶が悪い、体重が落ちてきた……など気になる場合は、獣医師に相談して改善していきましょう。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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