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犬のフードやおやつに含まれる「保存料」って危険?【獣医師が解説】

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ドッグフードに含まれる保存料は、本当に危険なのでしょうか。今回は、ドッグフードに含まれる保存料の役割や安全性、その他の添加物について解説します。添加物の安全性を知る上で重要な「ペットフード安全法」や、ドッグフードランキングもご紹介します。

1章:添加物のひとつ「保存料」の役割は?危険って本当?

いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ドッグフードに含まれる添加物のひとつ「保存料」。しかし、“保存料は危険だ”という噂を耳にしたことはありませんか?この噂は本当なのでしょうか。まずは、保存料が何のためにドッグフードに使用されているのか見ていきましょう。

〇保存料の役割とは?
保存料とは、その名のとおり、食品に保存性をもたせるために加えられている添加物のことをいいます。特に水分が多く含まれている加工食品やドッグフードは、微生物が繁殖しやすくなっています。それが体内に取り込まれると、体調が悪くなってしまったり、最悪の場合死に至ったりすることも。犬の健康を守るために保存料を使用し、微生物が繁殖しないように製造・保管しているのです。

〇主な保存料の種類
※指定添加物とは科学的な安全試験によって人の食品に入れることを認められているもの。既存添加物とは長い食経験があり例外的に使用、販売されているものです。

・ソルビン酸カリウム
⼈の⾷品の指定添加物で、ケチャップや練り物、チーズなどで使⽤されることがあります。安全性が高く、ドッグフードの保存料としても使⽤される場合でも、「ペットフード安全法」による使⽤基準は設けられていません。

・デヒドロ酢酸ナトリウム
食品の指定添加物で、チーズ、バター、マーガリンなどに使用が認められ、ドッグフードの保存料としても使用されることがあります。

〇保存料が危険って本当?
「ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)」という法律があり、ドッグフードに使⽤されている保存料は、これを元に毎⽇⾷べ続けても健康被害が起きない安全な量が使⽤されているため、“保存料が危険”だというのは誤解なのです。

つまり、ドッグフードに使用されている保存料は、これを元に毎日食べ続けても健康被害が起きない安全な量が使用されているため、“保存料が危険”だというのは誤解なのです。

2章:その他、ドッグフードやおやつに使用される主な添加物

いぬのきもち投稿写真ギャラリー

ドッグフードには、保存料以外にも以下のような添加物が含まれることがあります。

〇酸化防止剤
主にドライフードやセミモイストフードなど、酸素と触れるため脂肪の酸化が進みやすいドッグフード
の品質と安全性を守ることを目的として使用される添加物が、酸化防止剤です。これによって、ドッグフードの嗜好性の低下や、嘔吐や下痢など、体に対する悪影響を防ぐ効果が期待できます。

〇増粘安定剤
缶詰やレトルトパウチといったウエットタイプのドッグフードの、しっとりした質感やゼリー状のとろみをつけるのに使用される添加物です。

〇着色料
ドッグフードに使用される天然素材は、収穫する時期によって色がばらつくケースが見られます。そのため、見た目の色調を整えることを目的に着色料が使用されることがあります。

いぬのきもち WEB MAGAZINE「犬のフードやおやつに含まれる「酸化防止剤」の危険性を獣医師が解説」

4章:添加物に関する正しい知識を持って、愛犬にとってベストなドッグフード探しをしよう

いぬのきもち投稿写真ギャラリー

保存料は、ドッグフードを適切に保存するためには必要なものであり、日本で流通しているドッグフードは「ペットフード安全法」に基づいて作られているため、安心して愛犬に与えることが出来るものばかりです。
ドッグフードを選ぶ上で最も大切なのは、愛犬に合った栄養バランスが整えられた総合栄養食のものを選ぶことです。そのためにも、飼い主さんがドッグフードに関する正しい知識を身につけることが大切です。

では最後に、「いぬのきもちアプリ」ユーザーが選ぶフードブランドランキングを下にご紹介します。愛犬に合ったドッグフードを選ぶ参考にしてくださいね。

購入しているフードブランドランキング
1位ロイヤルカナン(ロイヤルカナン ジャポン)
ブリード ヘルス ニュートリション 柴犬 成犬用

栄養バランス、粒の形や大きさ、食感まで、犬種ごとの特性に配慮。柴犬専用をはじめ、14犬種に対応した総合栄養食です。
2位サイエンス・ダイエット™(日本ヒルズ・コルゲート)
サイエンス・ダイエット™ アダルト 小型犬用 成犬用

オメガ3系・6系の脂肪酸、ビタミンC・D、カルシウムなど、50種類以上の栄養素を配合。小型犬の健康をトータルサポートします。
3位ニュートロ™ シュプレモ™(マース ジャパン)
ニュートロ™ シュプレモ™ 小型犬用 成犬用

チキンやラム、全粒穀物、ナチュラル・オイルなど、高品質の自然素材を厳選。17種類の素材を最適な栄養バランスで配合しています。
4位シーザー®(マース ジャパン)
シーザー® 吟選ビーフ 野菜入り

成犬・子犬・11才から・14才からの年齢別に、栄養素と食べやすさを考えたウエットフード。多彩な味のバリエーションも魅力です。
5位グラン・デリ®(ユニ・チャーム)
グラン・デリ® ふっくら仕立て 全成長段階用 ビーフ・鶏ささみ・緑黄色野菜・チーズ・角切りビーフ粒入り

栄養とおいしさがぎっしり詰まった総合栄養食。「もちふわ粒」や「角切りビーフ粒」入りで、さまざまな食感も楽しめます。

使ってよかったフードブランドランキング
1位ロイヤルカナン
サイズ ヘルス ニュートリション ミニ ライト ウェイト ケア

標準的なロイヤルカナン製品と比べ、⾼タンパク(+11%)、低脂肪(-31%)、高食物繊維(2.5倍)に調整。減量に最適な栄養バランスにより、筋肉量を維持しながら体重の管理ができます。
2位ニュートロ™ シュプレモ™
3位サイエンス・ダイエット™
4位アイムス

デビフ

ユーカヌバ
※各メーカーの代表的な商品です。

ランキング/「いぬのきもち」2018年8⽉号『⽝アイテム⼈気ランキング2018』より。※2018年4〜5⽉「いぬのきもちアプリ」内調査(n=278)

監修/徳本一義(獣医師)
へリックス株式会社代表取締役社長。大学卒業後、小動物臨床を経て、ペットフード会社で学術部門を担当。現在は、複数の獣医科大学の非常勤講師を兼任。ペット栄養学会理事。ペットフード協会新資格認定制度実行委員会委員長。
徳本先生

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