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生後2カ月の子犬の住環境で注意したいことは?安全に過ごすための注意点

生後2カ月の子犬の住環境で注意したいことは?安全に過ごすための注意点

子犬は、様々な物に興味を示し、たくさん行動します。
運動する場所と寝る場所をしっかりと区別し、安全に過ごすことができるように配慮することは飼い主さんの役目です。
子犬の住環境で注意しておきたいことをご紹介します。

安全に運動できるスペースを作ろう

生後2か月のほどの子犬と一緒に暮らす場合、お部屋の中で安全に運動できるように環境を整えてあげましょう。
様々な物に興味を持ち、遊ぶことが大好きな子犬ですが、フローリングでそのまま遊んでいると、滑って足腰に負担をかけてしまったり、ボールを追いかけているうちに滑って転んでしまい骨折や脱臼につながる危険があります。
その他、電化製品やコンセント、空調管理も対策が必要です。

お部屋の中でも思いっきり走り回ることができるように、滑り止めマットや足腰への負担を和らげる高反発マット、防音対策にもなるコルクマットなどを敷いておくことをおすすめします。
最近では、市販の吸着タイルマットを床に敷いておくことで、安心なお部屋にすることができます。
マットは、サイズが様々なので、汚れた部分だけを剥がして洗濯することができるので、トイレの失敗をしやすい子犬がいる家庭でも衛生的です。

愛犬が思いっきり走っても、クッション性が高いので安心なコルクマットもおすすめです。
コルクですので、季節を通して掃除がしやすい点もメリットです。ただし、衛生面でも足腰への負担軽減という面でも、安心のコルクマットですが、爪を立てて掘ってしまうことや噛んでしまうこともあります。
特に子犬の場合、誤飲しないように愛犬の様子にしばらくの間は注意するようにしましょう。

愛犬専用のスペースを作ろう

もともと小さな穴で休むという習性を持っていた犬だからこそ、子犬のうちからサークルやケージ、クレートでハウスを作り、安心して休むことができるスペースを確保することはとても大切なことです。

サークルは、側面のみが囲まれているもので、ケージは底面と天井もあります。
サークルはつなげることもできるので、子犬のうちは、サークルの中に、ベッドやクレートなど安心して眠れる場所、食事と水の場所、トイレと分けておくと、留守番時なども安心です。
普段から、ケージを眠る場所にしておくことで、緊急時や災害時、愛犬と一緒にお出かけをする際も安心して移動することができます。

寝る場所とトイレの場所を区切ることは、子犬にとってとても大切なしつけになります。
トイレの習慣は犬の成長によっても変わってくるものです。子犬であれば、トイレトレイの周りに囲いがついていてトイレのトレーニングに向いているタイプのものもあります。
子犬の成長を見ながらサークルの環境を整えてあげるとよいでしょう。

運動と遊びのメリハリをつけよう

子犬がやってくると、かまってしまいたくなりますが、子犬の行動を管理し、生活ペースを作ってあげることも大切なことです。
子犬は、様々な物に興味を持つために、思わぬ事故を起こす可能性もありますし、よくないことをそのままにしておくとあっという間にイタズラを覚えてしまいます。

まずは、サークルやケージで子犬が過ごすスペースを分け、運動できるお部屋全体も安全に過ごすことができるように整えてあげましょう。
その中で、遊びの時間、排泄、睡眠など、子犬が一日の中で、どんなペースで過ごすのかを管理することで、メリハリのある生活を送ることができます。

子犬の生活ペースがわかると、トイレトレーニングや食事の管理など、お世話や体調管理もしやすいものです。
子犬と運動する時間は体のあちこちを触ってスキンシップや声がけ、褒めを大切にすること、サークルの中に入って休む時間は声をかけずに静かにさせること、家族との生活で大切なルールも伝えていくようにするとよいでしょう。

まとめ

生後2か月の子犬の場合、目を離すとお部屋の中でも思わぬ事故につながってしまう危険性があります。
安全に運動できる環境を整えるということ、ゆっくり休む専用の場所を作っておくことで、体調管理をしてあげるようにしましょう。
子犬は様々なことを吸収し成長していきます。メリハリのある生活の中で、リーダーとの信頼関係も築きやすくなることでしょう。


文/ペットシッター 山川歩夏
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