犬と暮らす
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防災グッズだけじゃダメ⁉ 災害時に役立つ“愛犬手帳”って何⁉
そんなときに役立つのが、愛犬の情報を記入した“愛犬手帳”。早速ですが、どんなことをまとめればいいのかお教えしましょう!
緊急時の連絡先を記しておこう
ふだんなら思い出せたことが思い出せない、冷静に判断できない、といった場合に備えて、あらかじめ災害時に必要になる連絡先を控えておくと安心です。
また、手帳に記すことで家族間でも情報を共有できるので、スムーズに話を進めることができるでしょう。
【記しておきたい緊急時の連絡先】
▪かかりつけの動物病院名、住所、電話番号
▪夜間、緊急時の動物病院名、住所、電話番号
▪飼い主さん自身の氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス
▪愛犬と避難できる最寄りの避難所名、住所、地図
愛犬のプロフィールを書いておこう
知らない人でも愛犬のことがわかるようにしておけば、避難所でも愛犬のことをスムーズに伝えられますし、“犬違い”などのトラブル防止にも役立ちます。手帳には、下記のように、具体的に愛犬のことを記しておきましょう。
【記しておきたい愛犬のプロフィール】
▪名前
▪生年月日
▪犬種
▪性別
▪マイクロチップの有無
▪鑑札登録番号
▪性格
【記しておきたい愛犬の体の特徴】
▪体重
▪体長
▪体高
▪被毛や柄の特徴
▪しっぽの特徴、形
▪耳の特徴、形
▪目の特徴、色
▪鼻の特徴、色
▪肉球の特徴、色
▪首輪の特徴、色
これらのことを手帳に記入するほか、愛犬の写真があれば、より分かりやすくなります。
愛犬と一緒に写っている写真を手帳に貼っておくといいでしょう。
愛犬の健康面も書いておこう
【記しておきたい健康面のこと】
▪狂犬病予防の記録
▪フィラリア予防の記録
▪ノミ・ダニ予防の記録
▪その他ワクチンの記録
▪去勢・避妊の有無(済んでいれば年月日も)
▪病気・手術の記録
▪アレルギーの有無
▪療法食の有無
▪常備薬の有無
▪フードの量や回数
▪散歩の回数や運動量
▪その他
今回紹介したことを“愛犬手帳”に記入しておけば、災害時でも慌てずに避難することができるでしょう。災害に備えて、ぜひ“愛犬手帳”を準備しみてくださいね!
参考/「いぬのきもち」2017年『愛犬の緊急時対策マニュアル』(監修:特定非営利活動法人アナイス理事長 平井潤子先生)
イラスト/石山綾子
文/UTAにゃん
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